和食
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塩握り好き
食べ歩きなにも挟まない。なにも入れない。なにも包まない。 なにものにも、包まれない。 塩握りが好き。 冷たいご飯がもっちりと、直接唇に触れて心地よく。 塩化粧したご飯……
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京都「天ぷらまつ」
まつの奇跡2
食べ歩きアケビの上に盛られたおつくりに続いて 「美山の天然落ち鮎です。いまおいしいもんかけますから、まっとってください」。 そういってかけられたのが、真子と白子の塩漬……
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京都「天ぷら まつ」
まつの奇跡
食べ歩きもしあなたが、割烹を食べ歩いていて、酒飲みで、酒肴が好きで、 保守的ではない舌をお持ちなら、この店は危険である。 店名「てんぷら まつ」。京都松尾、桂川のほと……
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京都「まつ」
真の格差社会。
食べ歩き「100年前のリッツホテルで使っていたものだそうです。なにに使っていたものだと思いますか? 両端のくぼみがヒントです」 京都 松尾の料理屋さんで出された問題。……
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大阪「あやむ屋」
凛子は笑わない。
食べ歩き凛子は笑わない。 滅多に笑顔を見せない。 だがまれに、笑うときがある。 それはおいしいものを食べたときだった。 「おいしい」と、囁いて、口元が緩む。 でもそれ……
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湯島「シンスケ」
シンスケの夏。
食べ歩き「こんばんは」。 火照った体を引きずって 黒格子に続く縄のれんをくぐる。 曇りガラスに「シンスケ」と透かした板戸を引けば、 「いらっしゃいませ」と声かかる。 ……
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はしご男
食べ歩き「和喜知」はいい店だ。 まず気働きがいい。 若いご主人の創意工夫と江戸前仕事への敬意がいい。 酢と塩で閉めた鯵 うまづら、肝合え まこがれいのうに……
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余計なお世話
食べ歩き六本木交差点近くのそば屋「M」。 「ハムカツ」頼んだら ご丁寧にチーズを挟み込み、海苔ではさんだハムカツ登場。 仕方なく、溶けたチーズを取り除き食べるが、……
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博多「安兵衛」 博多おでんはたまらんばい。博多満腹紀行2
食べ歩き春吉を離れ、路地を縫う。 「まだライブまでは小一時間」。 西中洲のおでん屋「安兵衛」に向かうことにした。 暖簾をくぐれば客はなし。 よし今夜は、鍋前の特……
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復活2
食べ歩き去年10・3に日記に書いた、自由が丘「丸栄」御主人の逝去。 いつのまにか再開。 サービスに当たっていた娘さんが(といっても40後半あたりだが)、揚げ手な……
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