静岡 日本料理FUJI

若き魚の使い手。

  • 長茄子揚げびたし、モクズ蟹餡 おろし生姜

  • やいとガツオ

  • スマガツオ クレソン

  • スマガツオ クレソン

  • 蛤と涙豆(未成熟のグリンピース)の飯蒸し、木の芽

  • 手火山式(てびやましき)とは、鰹節を作る時に燻製させる製法の事です。鰹節を燻製させる方法として、現在残っている製法の中では、一番歴史のある製法。 現在では、手火山式で鰹節を製造する工場はほとんどありません。それは、手間がかかることと高度な技術が必要とされるからです。 また、釜の上に鰹節を乗せて燻製する方法なので、一度に製造出来る量も少なく、効率も良くありません。 鰹節の燻製は、燻製させて休ませての繰り返しになります。これは、燻製し続けると表面の水分ばかりが飛んで、中心の水分が飛ばなくなるからです。 休ませることにより中心の水分を表面に移し、燻製をして鰹節全体の水分を均等にしながら燻製をします。 熱と煙をあてている鰹節を直接手に触れて鰹の温度を確かめる事から、「手火山式焙乾」という名前の由来になります。この作業が職人の作業になり、熟練の技が必要になります。現在では、この作業が出来る職人がほとんどいなくなっています。手火山式は、鰹節を火の近いところで燻製させていきますので、旨味を中に閉じ込める効果があります。

  • 出汁

  • 椀もの  いとより鯛

  • 黒むつのお造り。

  • 焼物甘鯛松笠焼き

  • 焼物甘鯛松笠焼き

  • 焼物甘鯛松笠焼き

  • 桃の胡麻白和

  • 金目鯛煮付け

  • ズッキーニと天然ウドのおかき揚げ

  • ご飯

  • 川根の新茶ご飯。

  • ニンニクの芽と桜海老ご飯

  • 鯛と鯛の白子、野芹の雑炊

  • 鯛と鯛の白子、野芹の雑炊

  • ★蕨餅 出来立て

日本料理FUJI 5/19
★ 長茄子揚げびたし、モクズ蟹餡 おろし生姜
★やいとガツオ スマガツオ クレソン
微かな抵抗があって歯が包まれる。
しなやかという言葉は、この魚のためにあったのか。
脂の甘みがすうっと舌に広がり、優雅な酸味が静かに追いかける。
噛むまでもなく、しなやかなのだが、慎重に甘噛みしていきたい尊さがあって、優しく優しく歯を合わせていくと、うまみがゆるゆると、永遠に続いていく。
★蛤と涙豆(未成熟のグリンピース)の飯蒸し、木の芽
★マグロ節、本枯武士
手火山式手がかかるが香り強い。
出汁が素晴らしい、塩も何も打たなくておいしい。
椀もの 別コラムを参照してください
いとより鯛 身が捩れているほど鮮度が高く
身がしっかりとしてふわりではなく、少しグッと歯に
★黒むつのお造り。
二つに折って口の中に入れると、舌にぴとっとしなだれる。
そこから脂の甘みが溶け出して口の中を覆うのだが、とろろ昆布のうまみが加わって、脂っこさをすっとひいてくれる。
口から無くなったあとには、舌の両端に脂の記憶が残り続ける。
★焼物甘鯛松笠焼き
甘鯛皮目揚げて、さらに七分くらい焼いて、皮目焼いて。甘鯛の出汁につけて加熱する。
もっと熱々。
★桃の胡麻白和
胡麻0.7%の国産の一つ藤枝さん。全国でも一番早く、静岡は胡麻が出回るという。
★金目鯛煮付け
金目鯛は油蒸しにしてから 皮目焼き、じゃがいもメークインと椎茸そえて.煮付けの汁をかける。 じゃがいも包丁目入れてから手で割く
★ 揚げ物
ズッキーニと天然ウドのおかき揚げ
★ご飯
藤枝 絹娘 蒸らしていない状態で一文字。
川根の新茶ご飯。香りとほのかな苦味フライパンで炒めて。
休みの日にみんなで積みに行く
ニンニクの芽と桜海老ご飯、少し醤油。
桜海老状態がいいのでふわりとして、ヒゲ部分の味の濃さがある。
鯛と鯛の白子、野芹の雑炊
★蕨餅
出来立て生温かい。