日本料理FUJI 5/19
★ 長茄子揚げびたし、モクズ蟹餡 おろし生姜
★やいとガツオ スマガツオ クレソン
微かな抵抗があって歯が包まれる。
しなやかという言葉は、この魚のためにあったのか。
脂の甘みがすうっと舌に広がり、優雅な酸味が静かに追いかける。
噛むまでもなく、しなやかなのだが、慎重に甘噛みしていきたい尊さがあって、優しく優しく歯を合わせていくと、うまみがゆるゆると、永遠に続いていく。
★蛤と涙豆(未成熟のグリンピース)の飯蒸し、木の芽
★マグロ節、本枯武士
手火山式手がかかるが香り強い。
出汁が素晴らしい、塩も何も打たなくておいしい。
★椀もの 別コラムを参照してください
いとより鯛 身が捩れているほど鮮度が高く
身がしっかりとしてふわりではなく、少しグッと歯に
★黒むつのお造り。
二つに折って口の中に入れると、舌にぴとっとしなだれる。
そこから脂の甘みが溶け出して口の中を覆うのだが、とろろ昆布のうまみが加わって、脂っこさをすっとひいてくれる。
口から無くなったあとには、舌の両端に脂の記憶が残り続ける。
★焼物甘鯛松笠焼き
甘鯛皮目揚げて、さらに七分くらい焼いて、皮目焼いて。甘鯛の出汁につけて加熱する。
もっと熱々。
★桃の胡麻白和
胡麻0.7%の国産の一つ藤枝さん。全国でも一番早く、静岡は胡麻が出回るという。
★金目鯛煮付け
金目鯛は油蒸しにしてから 皮目焼き、じゃがいもメークインと椎茸そえて.煮付けの汁をかける。 じゃがいも包丁目入れてから手で割く
★ 揚げ物
ズッキーニと天然ウドのおかき揚げ
★ご飯
藤枝 絹娘 蒸らしていない状態で一文字。
川根の新茶ご飯。香りとほのかな苦味フライパンで炒めて。
休みの日にみんなで積みに行く
ニンニクの芽と桜海老ご飯、少し醤油。
桜海老状態がいいのでふわりとして、ヒゲ部分の味の濃さがある。
鯛と鯛の白子、野芹の雑炊
★蕨餅
出来立て生温かい。