和食
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銀座「四季のおでん」
大根の甘みと向き合う。
大根は、おでんの名脇役である。 寒い時期に欠かせないこの料理に合わせて、大根はひっそりと甘くなる。 だからこの店では、大根が美味しくなる秋から冬にしか出さない……
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真の野生とは、どこまでも清らか
食べ歩き真の野生とは、どこまでも清らかである。 雑味なく、澄んだ味わいがある。 「だからあまり手をかけずに、お出ししたいのです」 金沢の山中でジビエ料……
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すきやばし次郎
食べ歩き昨夜は、いつもより大きなサイズを使ったアジと、見事なかんぬきのさよりが特に素晴らしかった。 同席していただいた方は料理人で、必ず職人の手を見るという。 師匠……
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ぎをん浜作 11/7
食べ歩きぎをん浜作 11/7 真昆布 マグロブシ本彼枯れ節 「湯葉蛤」 作り置きの焚き物は、味わいの下降傾向にあり、結果として出汁の味しかしない。 焚き物は、味わい……
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松茸の土瓶蒸し
食べ歩きいつ頃からだろうか。 松茸の土瓶蒸しが出ても喜ばない、嫌味な奴になったのは。 香りはするが、それほどでもない。 鱧の味が出すぎて、松茸の繊細が失われて……
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命に感謝する前菜。
食べ歩き季節を盛り込んだ、命に感謝する前菜。 馥郁とした香りと豊かな甘さに祈る、白味噌椀。 野草とジビーフの出会いに覚醒させられる肉料理。 皮や揚げた皮と草を……
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俺は牛肉だぞ
食べ歩き噛んだ瞬間、肉の雄叫びが聞こえた。 「俺は牛肉だぞ」と、舌や鼻腔を打ちつける。 噛むたびに、肉の滋味が膨らんでいく。 肉の勇壮が、鼻息を荒くし、体を上気さ……
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「一汁三菜」
食べ歩き秋刀魚干し焼き定食を、いただきました。 幸せに満ちています。 「一汁三菜」
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生命の気を損なうことなく、気を入れる。
食べ歩きここに二つの料理がある。 一つは、「祇園浜作本店」の「若狭むしり」と、三田「コートドール」の「セップ茸のバターソテー」である。 二つの料理に共通するのは、「……
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100年以上続く味
食べ歩き100年以上続く味。 日本の財産、福島県会津若松「三角屋」の贅沢。中華そばとカツ丼。 カツ丼の後ろに見えるのは、なんとミニ中華そば。カツ丼にもれなくつくので……
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