和食
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京都で冬に感謝する。
食べ歩き京都の料理屋では、海老芋とかぶらが冬のハイライトてある。 決してカニやフグではない。 「浜作」では、何度も海老芋をいただいた。 今宵は、鴨蒸し物との取り……
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赤坂「鴨川」
白子と米の関係。
食べ歩き白子と米の良い子は真似してはいけませぬ。 フグの焼き白子で悶絶したからといいて、フグ雑炊にフグの白子を入れてはいけませぬ。 「白子いれますか?」 女将の言葉……
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赤坂 すし晴
隅に置く、スミにおけない店。
食べ歩き「スミイカです」。 そう言って握りを寿司板の端っこに置いた。 こういうの、ケツコウ好き。 ……
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銀座「からく」
寿司屋でワイン。
食べ歩き寿司屋ではワインを飲まない。 だがここにくると、ついワインを飲んでしまう。 まずはシャンパンで、叩きイカとキャビアのにぎりにはじまり、牡蠣の玉締め、鯛の昆布締……
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ナメタガレイのエレガント。
食べ歩きこんなカレイが食べられるなら、毎週取り寄せちゃおうかな。 心からそう思った。 朝一番で八戸から新幹線に乗ってやってきた、ナメタガレイである。 煮付けにすると、……
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入谷「双葉」
ヒゲタラの滋養。40年の味。
食べ歩き「あんまり見つめないでください。恥ずかしいです」。 カウンター内で、1人料理を作られる上品な老婦人の立ち振る舞いを見ていたら。彼女はそう言って優しい笑顔を浮か……
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銀座「からく」
甘く、青い風。
食べ歩き青柳の握りには、いなせな味がある。 噛めば、青臭さと甘さが入り混じった香りが忍びでて、その奥に旨味が潜んでいる。 それが酢飯の香りと相まって、くっと喉が……
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高知「京や」
倖せの条件
食べ歩きろうばいが片隅で、可憐に花を咲かせた店内に、ホワイトボードが掲げられていた。 「開業昭和39年五月一日。 食べ物は人の運を開き、人生を変える力が有と信じ、街……
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<今年初めて訪れた地方の店ベスト4>
食べ歩き<今年初めて訪れた地方の店ベスト3> 1) 奥入瀬渓流ホテル 「ソノール」 世の中おいしい店で溢れている。 だからこそ、ただおいしいだけではなく、料理に……
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金沢「片折」
内子の艶。
食べ歩きモラトリアムの味がした。 香箱蟹の内子は、外子になる前の未成熟な卵である。 外子やカニ肉にはしっかり火を通し、内子は、やんわりと火を通す。 そのためまだ固ま……
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