果菜
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長崎県 小浜「BEARD」
裕福な時。
食べ歩き叶うことなら、毎朝飲みたい。 そう思った。 そのスープが、唇を過ぎ、上顎を撫でながら、舌を流れ、喉に落ちていく。 おいしい。 言葉にはしなかったが、心が……
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流れる時間
食べ歩き流れる時間が違っていた。 緩やかに時が刻まれている。 てらいのない、温かみのある空気が頬を撫でる。 調味料やスパイスは、出番を待ち、鍋や蒸籠は、火にか……
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大津「佳山」
心が整った。
食べ歩きその小さな店は、街道沿いにポツネンと佇んでいた。 木造民家を改築したらしい二階屋で、一階がカウンターと厨房、二階が個室となっている。 「いらっしゃいませ」。 ……
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三越 蟹王府
蟹王府10月
食べ歩き蟹王府の紹興酒漬けの蟹はきれいである。 雑な味が微塵もない。 それもそのはず、漬けている紹興酒が違う。 だから蟹だけではない、君も酔うのだ。 1匹目は、ただた……
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ブリアンツァ9/27 2021
食べ歩きブリアンツァ9/27 2021 この日の1番の無茶振りは、「ゴーヤチャンプルを作って」だった。 いろいろ考えられたのだろう。 しかし変化球は……
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京都「天よし」
海老食べはりますか?
食べ歩き100年続く天ぷら屋である。 だが驕ることなく、威張ることなく、ひっそりと木屋町の街中で息づいていた。 いただける天ぷらは、海老。 ひたすら巻海老の天ぷらが揚げ……
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銀座「ラフィナージュ」
わたし、こんな気持ちになったのは、はじめて
食べ歩き「わたし、こんな気持ちになったのは、はじめてだわ」 噛んだ瞬間に、鶏が疼くように囁いた。 「ほうき鶏のソテ ソース・アルビュフェラ 」である。 しなやかできめ細……
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銀座「ラフィナージュ」
「ラフィナージュ」9月
食べ歩き9月 アミューズ ★茄子のムースとコンソメジュレアンチョビ 、 茄子の優美な甘みを引き出して。 ★カブのブランマンジエ カブの葉のアイス なめらかに口……
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東銀座「レフ青木」
LES FRÈRES AOKI 9/18
食べ歩き「SÉZANNE」 のことを、「今年出会った最もエキサイティングなレストランかもしれない」。と書いた。 しかし今年、もう一軒に出会った。 9月に開店したての……
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宮城県 遠野「とおのや 要」
朴訥な料理。
食べ歩きとおのや 要9/11 朴訥な料理。 自然とは雄弁ではない。 ただそこにある。 その真理が体にゆっくりと落ちていく。 目を瞑り、その幸せを噛……
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