鹿教湯の花

• 長野県,
• 宿

湯けむりにしとしと舞い散る 鹿教湯の花

１０年前のことである

• 東京,
• 牛,
• サービス,
• 洋食

１０年前のことである。 どこかで食事をした帰りに、ワインでも飲んで行こうかとなり、赤坂の「カナユニ」に寄った。 前の店でさんざん食べて飲んでいたので、もうこ……

古いリモージュの皿を取り出して

• レシピ,
• 朝食,
• 卵,
• パン　サンドイッチ　

朝から空が濡れている。 こんな朝だから、古いリモージュの皿を取り出して、サンドイッチを作る。 ニシジマのハムに、パリの本店で充填してもらったマイユのマスター……

＜駅弁勝負＞　第44番　　　　　弁当勝負

• 弁当　駅弁

弁当勝負。 万全の体制で臨んだのに今日も勝負にならないとおもった。向こう隣の60代後半の男性は、市販のハムサンド、前の同じく60代後半の男性はチョコクリームバ……

人間国宝の器でいただく贅沢なお昼ご飯

• 佐賀,
• 器　調理器具,
• カレー

よもやカレーも、人間国宝の器に盛られるとは思わなかっただろう。
 井上萬二作の小鉢に入ったカレーは、どこか晴れがましそうな顔をしている。 
しかも脇に控えし……

奇跡の夜

• 佐賀,
• フランス料理,
• 器　調理器具

器と料理が見つめ合い、抱きしめ合う。
 ちょっと照れたり、笑いあったりしながら、喜んでいる。
 レカン高良シェフと有田焼、有田や佐賀の食材による、一夜限りの……

鰻の稚魚を

• フランス,
• 市場,
• 川魚　淡水魚

鰻の稚魚を見つめる老人にカメラを向けると、彼はこちらを一瞥して、再び稚魚のすがたをみつめるのだった。農業祭にて。  ……

＜駅弁勝負＞　第43番　

• 弁当　駅弁

＜駅弁勝負＞　第20番 どうしてみんな、簡単に勝たせくれるのか？ 隣の40代男性は、助六寿司にスターバックスコーヒー(合わんだろ) その隣の40代男性は、……

なにしろ１２キロのブリ

• 白身魚,
• レシピ

なにしろ１２キロのブリをいただいたのだから、積極的に展開せねばならない。 ゆえに昨夜はブリ大根。 出汁は使わず、水と酒で炊いた。 沢山出来るので薄味に。ご……

世にゼータクなものはたくさんあるが

• 石川,
• 宿,
• 甲殻類

松茸にふぐ、トリュフにキャビア、フカヒレにツバメの巣。 世にゼータクなものはたくさんあるが、ズワイガニほど、食べて後ろめたくなるものはない。 おかーさん、娘……