京橋立ち食い天国で一軒目

• 和食,
• 大阪,
• 居酒屋

京橋立ち食い天国で一軒目 「庶民」にて もずく酢、コハダ〆、ナス漬物 サワラ炙り、煮穴子に2人で酒を2杯ずつ呑んで 2人で2100円。……

美人女将が一人立っていた。

• 牛,
• 和食,
• 果菜,
• 魚介,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 根菜,
• 居酒屋,
• 内臓,
• 北海道,
• 函館,
• 羊　ヤギ,
• ポテトサラダ

その居酒屋は、店など一軒もない住宅街の中で、ひっそりと明かりを灯していた。 近くに駅もない。バス停もない、閑静な住宅街である。 おそらく３０代後半だろうか。……

玉子ふわふわ

• 東京,
• 和食,
• 居酒屋

三ぶんの玉子ふわふわ   閉店

初ホッケフライ

• 和食,
• 日本酒,
• 白身魚,
• 肉,
• 魚介,
• 居酒屋,
• 北海道,
• 羊　ヤギ,
• ジビエ,
• 旭川,
• 揚げ物

初ホッケフライである。 二軒目は、同じ路地に店を構える「ふくろう亭」。店名の由来は、幸福を呼ぶ鳥と言う意味ではなく、ご主人の顔が似ているからだと言う。 四種……

初締めニシン

• 日本酒,
• 白身魚,
• 魚介,
• 居酒屋,
• 北海道,
• 旭川

初締めニシンである。 シメサバや、イワシ、アジ、サンマなどは食べたことはあるが、ニシンはない。 塩締めした後に、酢洗いしたニシンだという。 盛られたそれは……

秋田「酒盃」

柔らかな燗づけが独酌を呼ぶ

• 魚介,
• 居酒屋,
• 秋田

  秋田「酒盃」の素晴らしきところは、燗づけである 雪の茅舎、天の戸、飛良泉、刈穂。 それぞれの酒の良さを、ふんわりと滲ませ、心を包みこむ。 独酌がしたくなる……

神楽坂「BOLT」

健気ないくら。

• 東京,
• フランス料理,
• 居酒屋,
• 魚卵　白子

新いくらは健気である。 口に含むと、プチンと弾ける食感はなく、しなやかにつぶれて液体となり、喉に流れ落ちる。 その刹那、ふっと香りを広げる。 そこには、まだ拙……

おにぎり一個五千円

• 東京,
• 居酒屋,
• おにぎり,
• 海藻,
• 郷土料理

ざぶん。 おにぎりを食べようと、あんぐりと開けた口に、波しぶきが舞った。 唇を、口腔を、歯を舌を、荒波が打ち付ける。 十六島海苔のおにぎりである。 荒れ……

新いくらは健気である。

• 東京,
• 居酒屋,
• フランス料理,
• 魚卵　白子

新いくらは健気である。 まだ拙い香りと甘みを精一杯に伝えようしている気配があって、そこがどうにも健気に思えてならない。 「BOLT」の仲田シェフは、そんな新……

大変危険なTKG

• 東京,
• 居酒屋,
• 鶏,
• TKG

大変危険なTKGである。 一口、口に運んだ瞬間に、崩れ落ちた。 顔が崩れ、体は弛緩し、心が笑う。 鶏脂のコク、バターの香り、ご飯の甘味、卵の甘味、醤油の甘……