五郎古町店

食べ歩き ,

「五郎古町店」は、一ミリのスキもない。
黒崎茶豆の茹で方も、豆工房伊藤さんの冷奴、おばっちゃんがつけたという茄子の漬物も、キトキトの刺身類も、のどぐろの塩焼きも、ポルチーニのようにエロい椎茸ソテーも、しめの明太子、筋子、納豆、塩辛を混ぜ混ぜして食べる五郎めしも、米のうまさが輝いているおにぎらずも、どれもこれもが上出来で、しかも安いと来ている。
新潟の人は幸せだなあと、言い合いながら豊富に揃えられた酒をかたっぱしから、飲みまくるの巻
鉄板料理は
新潟、豊栄の名産である「焼き茄子」という品種の茄子で、焼かれるために作られた茄子。「焼き茄子のステーキ」
味噌のようなものは、「納豆の塩辛」
大阪のかむなびというお店の井戸川さんから教えていただいた逸品をアレンジだという。納豆、麹、塩で1年間熟成させた料理。
鯖ベーコン
鯖を塩漬け→昆布締→脱水→冷静燻製
鯖でベーコンに似た工程を踏むので鯖ベーコンと名付けた五郎の隠れ人気メニュー。
椎茸は、天恵菇のステーキ
天恵菇(てんけいこ)は菌株からこだわった、味、大きさ、密度、香り、どれをとっても素晴らしい椎茸。生産者は南魚沼の牛木きのこ園。
十全茄子漬け
新潟に昔、十全村という村があり京都の方が水茄子の種を持って嫁ぎ、名産になったと言われているという。
漬けたのは、村上市朝日村の農家兼八百屋の大滝順子さんという70歳のおばちゃん。