割烹
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3/17大津「講」での「湖里庵」
食べ歩き3/17大津「講」での「湖里庵」 1. 氷魚 土佐酢かけ 七本槍 玉栄純米新酒 鮎の赤ちゃん。新酒のフレッシュさと氷魚の初々しさが合う。氷魚から漂うかすかな……
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「兆し」
食べ歩き一口飲んだ時、自分はそこにいなかった。 清らかな海にざぶんと浸かって、その豊穣を一身に受けていた。 二月の煮物椀は、「兆し」と題されたお椀である……
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我々への思いやり
食べ歩き揚げ出し豆腐を箸で割ると、豆腐の白い肌が現れた。 その途端、ふわりと豆の甘い香りが漂って、鼻先をくすぐる。 それは、「まだ食べないで」と、焦らすようであり、……
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「蛸八」で軽くつまむ
日記昨夜は、新京極近くの「蛸八」で軽くつまむ。 ご夫婦二人で切り盛りされる、カウンターだけの小体な割烹である。 6日ぶりのアルコールに、肝臓もびっくりしただろう。 ……
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1月大夢
日記1月大夢は、お正月の料理だった。 題は「言霊」である。 言葉には霊力がある。 「おめでとう」と言ったり返したりすることで相手に幸福がもたらされる。 美し……
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底が見えぬほど深い
食べ歩き底が見えぬほどに、コク深い。 しかし凄みは見せずに、穏やかにある。 まったり。 汁は、軽くなく、重くなく、薄くなく、濃くもない。 地平の彼方までまろやか……
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御料理 はやし1/29
食べ歩き御料理 はやし1/29 こちらのカウンターが好きだ。 やや古びた7席のカウンターの前にはご主人と若い衆が二人たち。次々と料理と酒が出される。 客席は、肘掛……
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一月の山崎
日記一月の山崎 1) 根芋炊き。木の芽。若手ながら、こういう渋い料理から始まるのである。日本料理の本質は、野菜料理にあるというメッセージだろうか。 2) 蟹のお……
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31歳、まだ若い料理人である
日記31歳、まだ若い料理人である。 おじさんとしては、言いたいこともあるけど、久々に面白い日本料理の料理人とあった 高級食材に走ることなく、野菜料理を大切にし、……
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「地味」とは
日記「地味」とは、華やかさに欠け、目立たないことを指し、現代では褒め言葉としては使われない。 しかしこの料理は、地味だと言いたい。 堂々たる地味だと言いたい……
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