和食
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ここで毎日お昼をいただきたい。
食べ歩き玉子豆腐は滑らかで、舌につるんと滑り込んで、ほのかに甘みを滲ませる。 柿なますは、柿と大根のバランスが見事で、きりりと締まった味の姿が美しい。 よこわと鯛の……
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ぐじは、濡れていた。
食べ歩きぐじは、濡れていた。 魯山人の瀬戸萩に乗せられて、しっとりと輝いている。 身をよじらせながら、ねっとりと、歯にからみつき、舌に吸い付いてくる。 一塩されて……
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海老芋。
食べ歩き器に炊いて半分に切った海老芋が一つ。 合わせは、薄味で炊かれたゆば半の湯葉である。 海老芋は、微塵の煮崩れもなく、掘り出され、裸にされたままの姿で鎮……
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里芋の煮っころがし
たぶん、いいね! は、少ないだろうなあ。 里芋の煮っころがしである。 コースが2万円の割烹で、最後に出された料理がこれだった。 野菜の焚き物を、単体で出す……
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「智映」
食べ歩き , 日記私たちは「魚の国の人」である。 世界のどの国の人よりも、魚のことを知っている。 この店に来るまでは、そう思っていた。 だが、「智映」で魚料理を食べると、い……
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銀座「四季のおでん」
大根の甘みと向き合う。
大根は、おでんの名脇役である。 寒い時期に欠かせないこの料理に合わせて、大根はひっそりと甘くなる。 だからこの店では、大根が美味しくなる秋から冬にしか出さない……
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真の野生とは、どこまでも清らか
食べ歩き真の野生とは、どこまでも清らかである。 雑味なく、澄んだ味わいがある。 「だからあまり手をかけずに、お出ししたいのです」 金沢の山中でジビエ料……
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すきやばし次郎
食べ歩き昨夜は、いつもより大きなサイズを使ったアジと、見事なかんぬきのさよりが特に素晴らしかった。 同席していただいた方は料理人で、必ず職人の手を見るという。 師匠……
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ぎをん浜作 11/7
食べ歩きぎをん浜作 11/7 真昆布 マグロブシ本彼枯れ節 「湯葉蛤」 作り置きの焚き物は、味わいの下降傾向にあり、結果として出汁の味しかしない。 焚き……
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松茸の土瓶蒸し
食べ歩きいつ頃からだろうか。 松茸の土瓶蒸しが出ても喜ばない、嫌味な奴になったのは。 香りはするが、それほどでもない。 鱧の味が出すぎて、松茸の繊細が失われて……
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