「味亨」12/16
椀
山利の白味噌椀 引き上げ湯葉 振り柚子
寒気に凍てついた心がたゆんでいく
おしのぎ
飯蒸し いくら、このこ
もち米を昨晩から出汁に漬けて、炊く。ほんのりほんのり出汁の香り。このこほんの少し火を通したいくらの加減が、このことのバランスが取れている。
津居山蟹
根芋の葛煮 生姜
うますぎない。
ホッキ貝葛粉揚げ 芹の天ぷら
ほっき貝のワタがカーブを描く。色香を灯す。
衣に貝の旨味がしみて、焼くよりも何よりも旨味を強く感じる
お造り 鯛
明石鯛そぎ切りではない。薄いヒラ作り。
食べやすく、今の鯛の脂を素直に受け止められる厚さがいい
煮物椀
昆布船のお椀 甘鯛、もってのほか、菊 柚子露
手間のかかる仕事を大切になさっている。
甘鯛ねっとり
次第につゆに、昆布や酸味が出て変化していく様を楽しむ
焼物 ブリ
氷見のブリ 柚子幽庵焼
焚き物 蕪 京春菊
蕪 大黒しめじ 海老 別コラムを参照してください
絶妙な加熱具合。
蒸して、蓋をしたまま冷やし再び出汁で炊く
白ご飯
牛肉しぐれ煮
小玉スイカ奈良漬け
鉄火丼
大間まぐろ
ご飯 海苔
わらびもち
素晴らしい