根菜
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甘みに品格があって、舌を柔らかく包み込む。
食べ歩き , やぁ!甘みに品格があって、舌を柔らかく包み込む。 ワサビを忍ばせた依田さんの玉ねぎのムースは、丸い甘みの後から、ワサビか鼻の奥をくすぐって、食欲を起こす。 ……
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ユリ根が、バターを厚く着込んで輝いている
食べ歩きユリ根が、バターを厚く着込んで輝いている。 箸で崩せば、ほろほろり。 その1〜2片をつまんで口に運べばどうだろう。 大地の甘みがバターのコクと抱き合……
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塩牛乳である
食べ歩き塩牛乳である。 水牛の生乳に酢を入れて固め、それを塩蔵したものだという。 その塩牛乳とキャベツを炒める。 水を入れて塩辛さを緩和させる。 ただそれだけな……
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それが「Mondo」宮木シェフの料理なのだ。
食べ歩き19:30。 朝9時に絞めたという村さんの寒ボラは、ボラ特有のボケた味の気配が微塵もなく、シャープに舌に切り込んでくる。 うま味が太く、温かい。 口の中で……
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「クラランス」
日記「クラランス」のシェフ クストフ・プレ氏は、人見知りで大人しく、弱気なところがあるという。 お会いさせていただいたが、失礼ながらグランメゾンのシェフとしての威……
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昨夜は「Ma Bourgone」に急行
食べ歩き昨夜は「Ma Bourgone」に急行し、とりあえずタルタルステーキを頼む。 冷蔵庫の中で切ったという、粗くもなく細か過ぎもない絶妙な肉の切り方と、たぶん意識的……
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「趙楊」の「羊肉鮮煲」
日記羊肉と大根、そして牡蠣だけなのに、どうしてこんなに複雑な魔力を秘めているのだろう。 どこまでも澄んでいるような美しさを持ちながら、たくましい癖が遠くで霞んで……
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Milan「LA LATTERIA」
食べ歩き席数は少ない。満席で振られても、近所に食堂がない。 メニュー数はそんなに多くない。 雰囲気はトラットリアというよりタベルナと言った方がいいほどカジュアル。 ……
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百合根はまだ土の中にいて
食べ歩き百合根はまだ土の中にいて、大地の養分を吸っている。 百合根のニョッキを食べたとき、そんな気がした。 卵白と百合根によるニョッキは、我々の知る百合根以上に百合……
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チェンチ
食べ歩き「チェンチ」での最後の皿は、「七草と猪のリゾット」だった。 青々しい香りが弾ける中で、猪の滋味がじっとりと滲み、森の中で猪が草を食んでいるかのような情景が、浮……
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