魚内蔵
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“生くちこ”の天ぷらである。
食べ歩きその小さな、焼売大の天ぷらを割ると、オレンジ色が顔を出した。 生まれて初めて出会う、“生くちこ”の天ぷらである。 それは、生とも干しとも明らかに違った。 ……
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このわたに白ご飯
食べ歩き銀座「本店浜作」の締めは、いつもこれである。 つまり、このわたに白ご飯といく。 甘く香り、輝く白いご飯に、箸でつまんだこのわたをそうっと載せてやる。……
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ヒラメの肝やアジの白子
食べ歩き高知「ゆう喜屋」3/28 カツオの刺身と銀皮造り。FB参照 清水サバ(胡麻鯖)の造り。この赤みがこの魚の味を表している。何か普通の鯖とは違う、ねちっこい……
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阿佐ヶ谷「なんば」
なんば
食べ歩きホッキ湯引きと生石垣貝 ホッキ貝立派 増毛のボタン 卵と肝と焼いたからのソース バランスいい イワシ、ガリ、ミョウガ、シソ、北海道。ミョウガに絞らない ……
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「名山 きみや」
食べ歩き「名山 きみや」は一杯のお茶からいつも始まる。 今回は、知覧茶 彩緑だった。 甘い。心ほぐれる素晴らしきスタートである。 では怒涛のコースは以下の通り ……
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ぼくはナマコになった
食べ歩きぼくはナマコになった。 柳橋連合市場で一盛り千円という、この値段でいいの?このわたを買い、休憩所で朝食。 新いかと赤ナマコ、赤貝もメカブも参戦させてやっ……
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あん肝の味噌漬けは、
食べ歩きあん肝の味噌漬けは、味噌の味が出すぎずに熟れて、肝がどっしりと落ち着いた味わいになっている。 わさびの酒粕漬けは、酒粕の香ばしさとわさびの爽やかな香りが馴染み……
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きれいな脂は、切ない。
食べ歩きそれを舌に乗せると、てれんと舌に横たわり同化するように消えていく。 脂が豊かなのにきれいで、醤油のうま味と丸くなじんで、心を濡らす。 鮪カマの脂のヅケである……
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痛風いじめ
食べ歩き痛風いじめ。 佐渡150kgのマグロの赤身は、すり潰したカザフスタンのキャビアの塩気だけをまぶして食べる。 赤身が、キャビアにまみれて、ほくそ笑む。 ……
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近所に住んでいる人が
食べ歩き近所に住んでいる人が、つくづく羨ましくなるすし屋である。 味噌と酒粕に3週間漬けたという鮑肝は、雑味なく、肝の滋養だけが凝縮していて、わずか4g程度なのに、酒……
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