甲殻類
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最後は
食べ歩き最後は、舞茸と蟹のご飯、鰹出しと梅添え。 舞茸と香りと蟹の甘い香りが、驚くほどに同期して共鳴する。 心を優しく包み込み、秋の訪れに感謝する。 舞茸と蟹がこ……
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一ヶ月前となるが
食べ歩き一ヶ月前となるが、経堂「彩雲瑞」に出かけた。 前菜は、紹興酒のほのかな香りが効いたうずらの卵や、石川小芋の甘みを引き立てる山椒味噌、みずみずしさと練れた塩気を……
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〜海の和音〜
食べ歩き〜海の和音〜 椀の蓋を開けた瞬間、「やり過ぎかな」と思った。 味が濃いブルターニュ産ブルーオマールの殻と野菜でとったスープが張られ、礼文島のウニ、高温でさっ……
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銀座 日本橋よし町
炒飯の雄7 日本橋よし町
食べ歩き銀座にあって日本橋を名乗るは、この店の由来にある。かつて日本橋芳町(現人形町)の花街にあった明治期創業の「大勝軒総本店」が閉店後、その料理長が開店した人形町「……
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湯島「東天紅ルーキースガーデン」
炒飯の雄2 ルーキースガーデン
食べ歩き眼下に雄大な不忍池を望み、その向こうにスカイツリーが見える。絶好のロケーションを持ち、外光が気持ち良いレストラン。 炒飯メニューは、4種類。中でも面白いのは、……
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今夜の傑作は車海老のしゃぶしゃぶ
食べ歩き今夜の傑作は車海老のしゃぶしゃぶ。 握りに見えるが、酢飯の代わりにキンキを抱いている。 今の時期ならではの淡い脂を持つキンキの甘みが、海老の熱情を盛り立……
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丘の上で、夕日が沈む海を見ていた
食べ歩き丘の上で、夕日が沈む海を見ていた。 ホタルイカは、自らの命を誇るかのように、煮こまれてもなおふっくらと身を膨らませている。 そっと口に含めば、小さな身に詰ま……
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名古屋「得仙」
食べ歩き名古屋「得仙」は、ある女流作家が、「予約している人が、ご不幸にならない限り席が空かない」という、一年中の予約が埋まってしまっている、アンコウ鍋の店。 すこし……
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歯は打ち震えた
食べ歩き歯は打ち震えた。 生でもない、加熱されすぎてもいない、不思議なオマールに歯が入った瞬間、噛むという本能の喜びの中に、エロスを見たからだ。 ロティされたオ……
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ずわい蟹は、アボカドにくるまれて幸せそうだった
食べ歩きずわい蟹は、アボカドにくるまれて幸せそうだった。 アボカドの個性が出過ぎないように、果肉のコクがそっと蟹を持ち上げるように、精妙に計算された薄さで、蟹を包む……
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