「まったく違う」

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「まったく違う」。 うまいサンマの塩焼きで、猛然と白いご飯を掻き込みたい。 そう思って、七輪で焼いてみた。 パチパチ。 一匹８８円の冷凍サンマを、パチパ……

昨夜、西麻布「すし通」で

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昨夜、西麻布「すし通」で、秋刀魚のにぎりが出された。 秋刀魚の真ん中に縦一本包丁目が入っている。 よく見ると、切り口がギザギザに、細かく波打って、美しい。 ……

サバの白子

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サバの白子！で悶絶すの巻。 先日高知へ行った際に、土佐清水まで足を延ばした。 「ほざき」で「清水サバの焼シャブ」を食べるためである。 焼シャブとは、……

今夜の傑作は車海老のしゃぶしゃぶ

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今夜の傑作は車海老のしゃぶしゃぶ。 握りに見えるが、酢飯の代わりにキンキを抱いている。 今の時期ならではの淡い脂を持つキンキの甘みが、海老の熱情を盛り立……

大人になって寝返りました

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「大人になって寝返りました料理」に、サバの味噌煮がある。 あんなに嫌っていたのに、いつの間にか好物になっていた。 おそらく年齢による味覚変化と慣れが……

手がきれいな人である。

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手がきれいな人である。所作だけでなく、白く、ツルンとした手で握る、姿がいい。 「手がきれいですね」というと、「顔が悪いから、手だけはきれいにしているんです……

三歩先のダイナミズム。

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「世の中でつまらないものは、書家の書と、料理屋の料理だ」。 北大路魯山人は、常に語っていたという。 そこには、はしりを使い、技巧に走りすぎては、面白……

渋谷　魚力

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サバ味噌煮に、単品刺し盛りという贅沢。味噌煮というより、鯖シチュー、ブランケットドサバだ。甘み濃いので七味かけて食べるは私流。

元町「ヌーダ」

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元町「ヌーダ」。であった 皮目だけをさっと温めたイワシを二匹、重ねている。 そう、温めたという表現がまさに正しく、今まで食べた事のない温度帯なのであった。 ……

ラオリーバ

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六本木の路地にできた小粋なスペインバル。 料理長以下、サービススタッフの大半が女性。 そのため暖かみに富んだ快活な空気に溢れ、心地よく、胃袋をあおってくれる。……