山菜 筍
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「レフェルヴェソンス」の春の一皿
食べ歩き食べながら、海を山を、春の山野を歩いていた。 魚は、噛んだ瞬間に海の豊穣を放ち、我々は恵みの深さに目を閉じるが、コンディマンとして散らされた山菜が、海と森の……
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プリッ
食べ歩きプリッ。 まだ雪の残る土から掘り出された新春の筍は、か弱き歯触りを見せる。 最盛期のりりしい食感にはいたらぬつたなさが、胸をくすぐる。 木の芽和えも……
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ミニク・コルビの、日本に対する深い敬意。
食べ歩き僕らは、もう十二分に、日本の食材の素晴らしさを知っている。 しかしこの店では、それが“つもり”であったことを教えられる。例えば、写真の太刀魚の皿はどうだろ……
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また今年も
日記また今年も、前隣家の竹が生えてきた。 まずは1本、この後続々と続くだろう。天に向かってすくすく伸びるだろう。 でもね、竹よ筍よ。君は知らないだろうが、我……
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「趙楊」「春香冷盆」春の香りの前菜12種
食べ歩き「趙楊」「春香冷盆」春の香りの前菜12種 1しみじみうまい豆腐干2種類 豆板醤ソース、漬物唐辛子煮込み 2甘酢大根で巻いた黄ニラ赤ピーマン、鶏肉 ……
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「風神」
食べ歩き「風神」と名づけられた椀を開けると、風神の袋が横たわっていた。 中に緑が霞んでいる。 汁をいただく。濃く、深い滋味が、唇をすり抜け、ゆっくりと舌に広がってい……
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繊細な味付けと春の香りに満ちた皿
食べ歩き数年ぶりに経堂「彩雲端」を訪れた。 千脇さんの繊細な味付けと春の香りに満ちた皿に酔う。 干し白魚と筍と青のりを合わせた皿の優しい滋味 一転して穴子の煮物の……
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「くろぎ」にて
食べ歩き白筍のつたないエロさににやけ、ボラの脂に唸る。 春の苦みと香りをふんだんに盛り込んだ12皿。 飛龍頭の百合根の火の通し、黒豆とジャガイモの寄せものの優しさ……
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唇を通り過ぎたのは
食べ歩き唇を通り過ぎたのは、 「ひんやり」のご馳走に、「ぬるんっ」の快感。 舌には、出汁のうまみがしみじみと冴えわたる。 すうっと胃袋に落ちていく夏に、ほのかなそ……
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西麻布「翠園」閉店
青椒肉絲
食べ歩き西麻布「翠園」勝手に救済。 西麻布交差点近くにひっそりと佇む中国料理店。もう通って十数年になる。 料理はいずれも真っ当を貫いて、それぞれの料理の目的がなんである……
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