札幌
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札幌「いそのかづお」
やってしまった。
食べ歩きやってしまった。 久々の締めラーメンである。 夜10時という締めラーメンのために店を開けるこの店に、食のジャーナリストとしては、行かざるをえなかった。 という……
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札幌「セミーナ」
6月から8月までしか作りません。
食べ歩き一口て、トマト畑に運ばれた。 太陽を浴びた力強い香りに包まれ、体が清められていく。 「スパゲッティポモドーロは、6月から8月までしか作りません」。 新十津川……
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札幌「鮨の蔵」
不思議なタコ。
食べ歩き不思議なタコだった。 噛めば、吸盤はコリっとしているのに、身はしなやかで柔らかい。 水ダコを茹でるとこうはならない。 吸盤をコリっとさせようと思うと身は硬く……
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札幌「ラサンテ」
生気の交換。
食べ歩き「マッキーさんとんかつがお好きだから」。 そう言って高橋シェフは、ボークカツを運んできた。 エレゾ豚のカツである。 カリリッ。 香ばしい衣が弾けると、歯が肉……
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札幌「ラサンテ」
噛め、噛め、もっと噛め!
食べ歩き「噛んで。もっと噛んで」。 肉が耳元で囁く。 マトンである。 石田めん羊牧場の4歳になるマトンである。 「窯で数時間焼いただけです」と、高橋シェフはことなげ……
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札幌「にぎりめし」
あむっ。
食べ歩き札幌では、ホテルの朝食はとらない。 ススキノ市場の「にぎりめし」があるからね。 おにぎりが、約30種類。 おかずも多数。おでんもあるよ。 そして北海道にしか無……
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札幌「ラサンテ」
アスパラと共に生きる。
食べ歩き長年愛を注いできたものにしか到達できない料理が、今目の前にある。 料理というものは、ここまで深く愛を追求してこそ、ようやく高みに達するものなのか。 真面目な……
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札幌「ラサンテ」
「この時期は、シェフが生き生きとして、嬉しそうなんです」。
食べ歩きホワイトアスパラの精霊に、口づけされた。 勇猛ではかなく、雄弁ながら朴訥で、強靭さと脆弱を併せ持ち、どこまでも澄んでいる。 穢れなき苦味と、豊かな甘みで抱き……
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札幌「喜来登」
来たりて登り、喜々とする。
食べ歩き札幌に行くと、味噌ラーメン界のチョモランマに登りたくなる。 今日も新たな割烹に行く予定だったが、キャンセルして来てしまった。 ラーメン一杯にネギを1本半は使……
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札幌「アグリスケープ」にて。
愛しい気持ちが迸る。
食べ歩き吉田夏織シェフは、ユーミンのような人である。 笑みをたたえた眼差しと穏やかな口調で、野菜や肉への恋を語る。 野菜や山菜、羊や豚、鶏のことを、自分の……
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