肉前の誘惑。

食べ歩き ,

ナスキロは、ステーキの店である。
ナスキロ焼きと呼ばれる、サシが入った肉でもあっさりといただけるステーキが、1人200g出される。
ステーキが焼けるまで、前菜が出され、お代わりするとまた別の前菜が盛りあわされるのだが、ステーキの分お腹に余裕を持たせておかねばならない。
ところがこの前菜料理で、永遠にワインを飲んでいたいと思わせるのだから、困っちゃう。
先日も二回お代わりしてしまった。
どれもシェフのひねりが効いて、個性的で、丹念に作られている。
しかもイタリアだけでなく、世界の調味料やソースを駆使してワインを飲ませるのだから、余計に困っちゃう。
では、先日のラインアップである。
 
★豚足煮込み自家製チョジャンと(マッコリが飲みたくなる!! )1時間焼いたきゅう( きゅうりの実力を見直す!)
千葉のレタスとからすみ
フランボワーズ酢で蒸しあげたボワロー(とろとろの甘みを甘い香りの酸と合わせて)
新玉ねぎスープ
 
★ラディッキオ・プレコーチェの鰹の酒盗和え(バルサミコ)。
イタリアいんげん豆、シナモンとカリフラワー
ビエトラとチーズのフリッタータ
静岡のブリ チミチュリソース
カツオの酒盗開けたらバルサミコ1対3で入れて万能調味料。水餃子
 
★ブーダンとホワイトアスパラのマンゴービネガー
インゲンのフィレンツェ風とカポナータ
カブのカラマンシビネガー(カラマンシー(レモン)を発酵させたお酢にブランデーやメキシコの砂糖、レモン果汁をなど)で蒸し煮したもの
どうです、もぷ前菜だけで白ワイン一本空いて、赤ワイン頼みました。
もう困っちゃう。