出羽屋
蕗の薹のランチョンマツト手漉き
★のみの山菜粥
行者さまの体を癒す。しみじみとした美味しさが心を温める。
★アケビの新芽
きのもえ 木の芽 木の燃ゆる
苦味が体を清める。私たちにとっては、木のもえが来ると春が来た。
★霞 きむのり
米のとぎ汁であく抜き 木につく苔
甘めの味付け 冬を越す人の味 胡麻和え
★こごみ
塩漬け 86度のお湯にさっとつけてから冷水に
塩漬けなのにフレッシュ 黒胡麻衣
★焼き胡麻豆腐 黒胡麻に片栗粉
各家々にある囲炉裏にちなんだ料理をつくりたいなあと
あまみは上白
★山人参の葉の切り和え
焼きみそを囲炉裏に置いておいて、水を入れた鍋に山菜を切り落としていく「切り和え」
焼きみその甘みなので包丁で叩くのがポイント
鋭い香りが甘みの中から抜けていく
★山鳥と鴨の白味噌椀
山鳥 しどけ、たらのめ、クレソン
つくね うまみがじわじわと。
★山形県の県魚マス 炭つけ
マスが色っぽい
ウドのツマをそのまま齧ると林檎とか梨 熊が好物
行者にんにく
つけ汁
山形に来て苦労したのが醤油の塩気の強さ
味噌の上澄みをつかう
東京で食べるウドは、ミイラだつた。
みずみずしいとはこのツマのためにある。
行事ニンニクとマスを合わせてもいい。
★天ぷら
のびる こりっとして、あまみがにゆるにゆるとでてくる。
蕗の薹 ほのかな甘い香り 幼い香り
幼児の香り フリット
甘草 遠くに手が届く
衣がだんだん薄くなってスナックになっていく
★熊の蕪蒸し
葉わさび
沢の綺麗なところで取れたのを、ぬるま湯でゆがいて、詰めて、サランラップ丸めて密閉する。
春熊4月二週目
冬眠明けなのに 脂が乗っている。ハツがうまい。
★蕗の薹味噌と豆乳の汁 麦切り
つねに香りが気管を浄化する
★熊と茎たち 剥き竹 ネギ
熊肉の厚さがいい。
脂にグッと歯を入れる喜び。
汁 醤油だけ
★真鴨
山の川で取れる鴨。
干し赤こごみ 柚子胡椒 塩ウドが入っているがどうか
★ご飯
黒豆ご飯 豆の皮が柔らかい
ササニシキ
やたら漬け
仙台味噌ベースにあまり寝かせない味噌
むき竹「山のフカヒレ」
やたら漬け 共漬けにしてから甘酸っぱいタレに漬け込む。
ウドの香りが出るかどうかが肝心。漬物
ワラビ、ウド、胡瓜、人参、
★蕗の薹タルト
最後に薄口塗って、みたらし的な。