葉茎菜
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ホテルニューオータニ ヴェッラビスタ
春を告げる料理たち。 de l’hiver au printemps
食べ歩き春はもうすぐ。 料理たちはそのことを伝えていた。 淡雪の下から、肥沃な土が現れる。 刻んだセップやナッツを入れ込んだ、パースニップの土である。 その鮮やかな……
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金沢「片折」
春菊のすべて。
食べ歩き春菊のすべてがそこにあった。 「片折」、二月の突き出しである。 朝採り春菊を。春菊豆腐と焼き春菊にしてある。 春菊豆腐を食べれば、普段は気が付かない、春菊の……
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南草津「セジール」
煮込むという才覚。
食べ歩き「いろいろ入れて、ただ煮込むだけです」。 そう彼はいうが、煮込みにも才能がある。 「リボリータ」は、「カーボロネロだけだと高価になってしまうので、かぶや大根……
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高知「一軒家」閉店
会いたい人に会えない。
食べ歩き高知の「一軒家」に行くと、お母さんがなんとも優しい笑顔で「いらっしゃい」と言ってくれる。 僕はもう、それだけで幸せになった。 続いて 「なににしますか?」 ……
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六本木 ラ・ブリアンツァ
ラ・ブリアンツァ1/18
食べ歩き★ビーツのラビオリ。 フランボワーズヴィネガーで炊いたビーツ。 茄子のピュレ ラビオリ 酸味が生き生きとして、目が覚める。 ★アキレス腱のズッバ カ……
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六本木「ブリアンツァ」
超一流の無茶振られ体質。
食べ歩きまた無茶振りをした。 奥野シェフがM体質でも、僕がS体質でもないが、また無茶振りをしてしまった。 今回は、一月だからという理由で、黒豆を使った料理ときんとん……
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飯田「柚木元」
一月の柚木元
食べ歩き柚木元 ★雉酒 この地方の昔からの風習で、雉に塩してカリカリにして焼いて、そこに熱燗を注ぐ。 これが本当の雉酒 今回は山鳥で 滋味が湧き水のごとく出てくる。 ……
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八丁堀 CHIC peut-etre(シック プテートル)
命の気配とエロス。
食べ歩き優れた料理には、みな、命の気配がある。 魚であれ、肉であれ、野菜であれ、食べた瞬間に、命の雫がしたたり落ちる。 ノドグロは深海魚ゆえに、身が緩く、離……
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三越前「蟹王府」
蟹王府の新たなデザート
蟹王府の新たなデザート アボカド、ほうれん草、練乳、ミルク、レモンと砂糖による爽やかなデザート ……
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入谷「双葉」
ヒゲタラの滋養。40年の味。
食べ歩き「あんまり見つめないでください。恥ずかしいです」。 カウンター内で、1人料理を作られる上品な老婦人の立ち振る舞いを見ていたら。彼女はそう言って優しい笑顔を浮か……
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