皮はガリっと

• 大阪,
• うなぎ

皮はガリっと焼かれ、その下のコラーゲンは甘く、ニュルッと溶け出すように火が入っている。 見事な焼きである。 この対比的な食感こそ、地焼き鰻の魅力だろ……

カリッ。

• 大阪,
• お好み焼き　その他粉もん

カリッ。いやガリンッ。 かくも南方、18番のたこ焼きはたくましい。 凛々しい表皮に歯を立てれば、痛快な音が響いて、心を打ち鳴らす。 続いて白き姿体が顔を出……

エレガントの中にあるもの

• 和食,
• 大阪,
• 割烹,
• 甲殻類

少しだけ火が入れられた伊勢海老は、歯と歯の間で身悶え、「噛んだのね」と、たずねてくる。 まだ生の気配を残すその身体は、舌にねっとりと肌よせながら、品のある甘み……

カドヤ食堂

• レシピ,
• 大阪,
• ラーメン

カドヤ食堂」渾身の麺をいただいたので、さてどうするかと思案。 ロブションのチキンブイヨンに蝦米と生姜を入れて沸かし、正田醤油の煎り酒とえごま油を数滴。 ……

アマガレイは一筋縄ではいかない

• 和食,
• 白身魚,
• 大阪,
• 割烹

アマガレイは一筋縄ではいかない。 ゆっくりと噛むと、ほの甘い香りがゆっくりと流れ出すが、それから彼女は素顔を見せ始める。 どこまでも毅然として、キリッと気取って……

もめんさん

• 大阪,
• 割烹

もめんさん、その手つきは、ヤァ〜やのうて、 イヤァ〜ン、でっせ。 よう笑った楽しい、大阪の夜でした。ごちそうさま。

野菜料理を求めて

• 果菜,
• 和食,
• 葉茎菜,
• 大阪,
• 根菜,
• 京都,
• 野菜,
• 豆腐

東京で高級食材を使った和食が続くと、心が空白になって、無性に京都や大阪が恋しくなる。 新幹線に乗って関西に向かう。そして数々の野菜料理に触れ、自分の舌の基……

酒が飲みたくなる炒飯

• 炒飯,
• 米,
• 中国料理,
• 大阪

炒飯を食べながら、酒が飲みたくなったのは初めてである。 何と言っても、具がいけません。 桜海老に蝦子、子持ちシャコにアミの塩辛である。 旨味に旨味がかぶさ……

驚いたのは衣である

• 大阪,
• とんかつ

「カリリ」。驚いたのは衣である。 揚げて休ませて切られたカツは、ずべて断面を上にして盛られる。 そのため下に網を敷こうが、キャベツを噛ませようが、「カツ……

とてもおこがましい

• 大阪,
• 安くて旨い。B級　大衆食、1999円までの味,
• ワンタン　シュウマイ

僕が「一芳亭」のシュウマイの食べ方を論じるなんて、とてもおこがましい。 だが、東京人の戯言だと思って、書かせてね。 つけダレの話である。 用意するは……