困った

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困った。
こんな店を知ってしまうと、大変困る。
1大阪には、いろいろ行かなくてはいけない店があるというのに、この店ばかりきてしまう。
2空腹でも、満腹でも、3軒目に来たとしても、食べ過ぎてしまう。
3炭水化物が控えられない(別に控えてないが)
4フライの誘惑に抗えない(いつものことだが)
5結果として酒をたらふく飲んでしまう(いつものことだが)
以上の理由で大変困るのである。
とにかくメニューを開けば、ずらりと料理が並ぶ。
数えてみれば、
刺身17種類、焼物13種類 煮物11種類 揚物12種類 洋食12種類小菜10種類 ご飯物8種類 できます料理は83種類に及ぶ。
これぞ難波割烹の心意気である。
まず魚がいい。
昆布で締めたコハダや、脂の乗り具合が程よいきずし、木の芽を噛ませた鯛にメロンのような香りがする生鳥貝、立派な青柳を使ったヌタなど、極めて質の高い魚が揃っている。
「野菜の盛り合わせ」を頼めば、季節の野菜をそれぞれに別の味付けで、丁寧に料理されたものが出される。
サクラマスの木の芽焼きには、優しい甘みを持った野菜のソースが添えられ、
ビフカツに添えられたマグロだしと角煮のタレとウースターのソースは、なんともうまい。
「鱧は落としで食べるより、フライにしてウースターでしょ」と、鱧フライは甘みが弾け飛ぶ。
そして自家製チャーシュー麺に、志摩観光ホテル譲りのシーフードカレーときた。
ああ、食べた食べたと膨らむお腹をさすっても、食べた料理は19種類。まだ64種類も食べたい料理があるじゃないですが。
これは本当に困った。
大阪心斎橋「和洋遊膳 中村」にて