和食
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元赤坂「辻留」
今月の牧元定食「そうめん」。
食べ歩き今月の牧元定食 「辻留」で毎月人数を集め、料理や器、お軸やお花の解説をしている。 僕は食べないため、最後の留椀とご飯のタイミングで、特別に定食を出していただけ……
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虎ノ門 「日本料理 かんだ」
さりげなさに秘めしもの
食べ歩きさりげない。 茹でダコの梅肉和えである。 しかし優れた料理人とは、こういうさりげない料理にこそ、おいしさの真髄を宿らせる。 「鮎の苦みの後には、甘みを少し食べ……
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渋谷「とり茶太郎」
燗酒の包容力
食べ歩き鴨の胸腺とホロホロ鶏の白レバ.ーは、これはどうあっても赤ワインである。 だから事前に赤ワインのグラスを用意して待ち構えた。 弾む肉にファオアグラ的脂の香りが宿……
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胃袋トライアスロン
食べ歩き高知の朝はおにぎりから始まった。 煮卵や沢庵という珍しい具のおにぎりを食べた後は、サンドイッチ専門店。 エビ100%の海老カツを頬張り、ハンバーグサンドやポ……
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南紀白浜 「長久酒場」
ずっと憧れだった。
食べ歩きずっと憧れだった。 日本三大酒場の一つとされる、白浜「長久酒場」である。 20数年前Dancyuの酒場特集で見て以来、長く長く、恋い焦がれていた。 ちなみに他……
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高知「龍の膳」
本当の胡瓜、本当のメロン。
食べ歩き太く長く、重い。 「こん胡瓜やないと、おいしくないき」と、ゆみ姉さんはいう。 作ってくれた胡瓜もみの酢の物は、「パリパリッ」と、隣の人が噛んでる音が聞こえるほ……
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金沢「片折」
答え合わせ。
食べ歩き「片折」では、毎回とったばかり出汁を、バカラのグラスで飲ませてくれる。 昆布だしは、来客に合わせ、数時間前から火加減に神経を巡らせながらとる。 鰹節は目の前で……
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金沢「雅乃」
自然の摂理とは。
食べ歩きカリッ。 揚げられた衣に歯を立てると、微かな音が響いて、熱々の中身が現れた。 胡麻豆腐の揚げ物である。 だがどうして揚げたのだろうか。 葛粉で揚げられた胡麻豆腐……
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元赤坂 「辻留」
ああ願うことなら毎朝食べたい。
食べ歩き新生姜は米の大きさより少しだけ大きく、さいの目に切る。 油揚も同寸に切って薄味で炊いておく。 ご飯と生姜を合わせ、薄味で炊き、炊き上がったらお揚げを混ぜ合わせ……
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京都「殿田」
これでよい。
食べ歩きもっと美味しい出汁はあるだろう。 もっと香りのする麺もあるだろう。 だがこれでよい。 見よ、この佇まいの美しさを。 京都「殿田」の「すうどん」である。 控えめな……
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