魚介
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日本橋三越前「蟹王府」
六月黄のはかなさ
食べ歩きつたない味には、はかなさがある。 成熟していない、青い味がいる。 モラトリアム手前の、初々しい味がある。 大人のミソは、舌を圧倒し、ううむとうならせるがこれは……
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京都北大路「仁修楼」
仁修楼9・2
食べ歩き★甜醤鰻魚テンジヤンマンユイ ネジと山椒醤油のエキスに骨切りしたうなぎを漬けて揚げ、甜醤油をかけた。 サクサクと弾け、鰻の甘みと醤油の甘みが抱き合う ★添……
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三越前「蟹王府」
蟹王府
食べ歩き菜單 精美前菜 五 ★百合根の冬瓜のスープ 塩無し 微かな甘み 2★熟醉静岡果產堂满育蟹 静岡県産 堂満蟹の紹興酒漬け ざらつく甘み 1★XO醤拌愛……
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祇園割烹「千ひろ」
ハモカツ丼
食べ歩き朱塗りの丼が運ばれた。 蓋を開けると、ご飯の上に小さなフライが二つ乗っている。 なんだろう。 一つをかじる。 ああこれはハモである。ハモカツ丼である。 落とし……
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京都 北大路 「仁修樓」
ウニ炒飯
食べ歩きご飯は、海胆炒飯 ウニ炒飯だった。 はらりと炒められた炒飯に、上湯と合わせたウニの餡がかけられる。 淡い塩味の炒飯に、ウニの優しい甘みが溶け込んで、なんとも穏……
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表参道「NEMO」 銀座「L'ARGENT」
二つの穴子フリット
食べ歩き料理はなんと面白いのだろう。 対馬穴子のフリットを立て続けに食べた。 一つは、衣にマカデミアナッツを混ぜ、上からも砕いたマカデミアナッツをふりかけた穴子である……
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「粒雲丹」
食べ歩き日本最古の雲丹商「天たつ」から「粒雲丹」が届いた。 雲丹を一つずつ、正確かつ精妙に塩を打ち、熟成させたものである。 これで約10数個分があるという。 楊枝……
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銀座「すきやばし次郎」
8月の次郎。
食べ歩き今月の次郎。 やはりこの時期ならではの、新イカとシンコだろう。 「ごめんね」。 歯がイカの身に食い込んだ瞬間、そう言ってしまった。 いたいけな歯応えに、危うい美……
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軽井沢「菊水」
保守な客
食べ歩き子供の頃から通っているから、もう半世紀になる。 旧軽から塩沢に移転して、3代目に変わっても、味は昔のまま、昭和の洋食である。 創業は昭和11年だという。 大正5……
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軽井沢「モンタニョン」
サラダのうまい店は料理がおいしい。
食べ歩きサラダのうまい店は料理がおいしい。 そのことを強烈に印象付けたのは、三谷シェフのサラダだった。 塩と酢が立っていながら、まろやかでバランスが良いこと、そして葉の……
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