甲殻類
(686件)-
愛媛県 伯方島「あか吉」
恋に落ちる魚
食べ歩き恋に落ちる魚が、ここにはある。 珍しい魚や、いつも食べている魚もあるが、どの魚を食べても体に秘めた凛々しさと純真さに、そして放たれるさまざまな香りに酔い、……
続きを読む -
鮨はしもと
鮨はしもと
食べ歩き★白子の茶碗蒸し ポン酢と酒 ★カワハギきも和え 白いか少し酢飯。よく考えられている ★珍味三品 あんきも、いくら、牡蠣味噌漬け ★ねぎま焼き 脳天 ★……
続きを読む -
大津「佳山」
心が整った。
食べ歩きその小さな店は、街道沿いにポツネンと佇んでいた。 木造民家を改築したらしい二階屋で、一階がカウンターと厨房、二階が個室となっている。 「いらっしゃいませ」。 ……
続きを読む -
代官山「サンプリシテ」
魚づくし。
食べ歩きアミューズからして楽しい。 魚のソーセージである。魚介のシャルキュトリーである。 料理の中心に魚を据える。 魚介の種類は多いので、様々なことができよう。 しか……
続きを読む -
代官山「サンプリシテ」
海老と昆布と塩。
食べ歩き巨大な塩の塊を差し出された。 焼き固められた塩の塊を、ナイフで剥がしていく。 中から現れたのは、昆布に巻かれた見事な車海老である。 「今まではメインにお肉を出し……
続きを読む -
京都「ドロワ」
すべてと向き合うこと
食べ歩き「『1つ1つ、すべてと向き合うこと』 昔も今も、これからも、1番大切にしていることです」。 森永シェフはそう言われた。 料理をいただいて思うことは、「愛の深さ……
続きを読む -
三越 蟹王府
蟹王府10月
食べ歩き蟹王府の紹興酒漬けの蟹はきれいである。 雑な味が微塵もない。 それもそのはず、漬けている紹興酒が違う。 だから蟹だけではない、君も酔うのだ。 1匹目は、ただた……
続きを読む -
先月はまだ子供だった。
食べ歩き先月はまだ子供だった。 しかし今月はもうミソが肥え、色気をほんのり漂わす少女であり、性のうずきを見せる青年となっていた。 いわば、モラトリアムの味である……
続きを読む -
黒しやり
食べ歩きキャビアではない。ご飯である。 シャリ、つまり酢飯である。 生まれてはじめての黒シャリであった。 人間の嗜好というものは、保守的にできている。 白い酢飯……
続きを読む -
京都「天よし」
海老食べはりますか?
食べ歩き100年続く天ぷら屋である。 だが驕ることなく、威張ることなく、ひっそりと木屋町の街中で息づいていた。 いただける天ぷらは、海老。 ひたすら巻海老の天ぷらが揚げ……
続きを読む