巣鴨「ルリュタン磯谷」

ルリュタン磯谷

食べ歩き ,

 

2020年10月に惜しまれつつ閉店した「クレッセント」で、長年料理長をやられていた磯谷シェフが受け継いで始められた店。

店の奥にはクレッセントの看板が飾られ、引き継がれたクラシックな皿で料理が提供される。

氏のスペシャリテであったトマトのコンプレッションは健在。

セミドライにした皮。フルーツトマトのムースとタルタル、種のコンソメゼリーなど、トマトの酸味、丸み、香り、爽やかさ、優しさ、強さ、優美さなど様々な魅力を一皿に再現して陶然とさせる。

ソースヴェルジユのキレの良い酸味が魚の甘みを持ち上げる、甘鯛の松毬焼、

ジラルデ時代から作り続けている名作タルトヴォードワーズなど、甘美な時間を過ごすことができる。

★冷製コンソメとヴィシソワーズ

短角牛のコンソメ  ウニ

アモンティヤード  飲むと喉が乾くのでスープが飲みたくなる。コンソメに入れたりもする。。、

★トマトのコンプレッション

出会いがきっかけで生まれた一皿です。サイズの違う2種類のトマトを使用しています。

大きいトマトを四つ割りにして種の部分を取り除き、果肉の部分を花弁状にしてオーブンでセミドライにした後四角い型に張り合わせます。

その中にはフルーツトマトのムース、フルーツトマトのタルタル、先程取り除いた種の部分で作った透明なコンソメゼリーを三層に重ねて出来上がりです。

トマトの皮は乾燥させパウダー状にしてお皿の周りにデコレーションとして散らします。トマトのヘタは新鮮なものは美しく飾りたかったのですが美味しくはありません。代用に、バジルの葉をヘタの形に模っています。

トマトの酸味、丸み、香りだけでなく、

爽やかさ、やさしさ、強さ、エレガント

★白烏賊とマコモダケのソテー

マコモダケ詰めて

サフランとマヨネーズ

カレーオイルをつけたソース

 

★甘鯛の松笠焼き ソースヴェルジユ  

ルイジャドー  シャルドネ

★北海道し白糠の酒井さんが育てた仔羊のソテー トリップ添え

レモンコンフィのソース。

★トロピック キューブ

ラベンダー泡、マンゴーキウイ、パッションフルーツ   ココナッツブルーベリー。

★タルトヴォードワーズ  抹茶とラズベリーのマカロン。