光り物
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近所に住んでいる人が
食べ歩き近所に住んでいる人が、つくづく羨ましくなるすし屋である。 味噌と酒粕に3週間漬けたという鮑肝は、雑味なく、肝の滋養だけが凝縮していて、わずか4g程度なのに、酒……
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「ぬるいサバ」
食べ歩き「ぬるいサバ」。 熱々の皿にサバの切り身が置かれている。 皮は焼かれているが、身はまだ生の気配ままである。 香ばしいサバの皮に歯を立てると、身に、ずぶりと……
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鳥羽の魚は爆ぜている
食べ歩き鳥羽の魚は爆ぜている。 やあ、どいつもこいつも、ミネラル豊かな水分を溜め込んでみずみずしい。 いさき、よこわ、カンパチ、すずき。 ほら貝、かつお、鮑にモン……
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酢飯屋
食べ歩き淡泊なやがらは、頭と中、尻尾近くの三種類の食感と味わいの濃さがあり、全国でも2%しかないという北三陸の久慈(あまちゃんだ!)の天然ワカメは、青々しさと潮の香りを……
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僕たちはコハダのなにを知っていたのだろう
食べ歩き僕たちはコハダのなにを知っていたのだろう。なにを愛していたのだろう? 「智映」のコハダづくしで考えさせられた。 背越しから始まり、産地違いの酢〆食べ比べ……
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寿司幸
食べ歩き , 寄稿記事すしに艶がある。 赤ワイン漬けにした赤身は、妖しく光り、昆布〆の平目は、気品を漂わせ、おぼろ漬けにしたサヨリは、切なさがある。 いや握りだけではない。店主杉……
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コハダが、生きている。
食べ歩き噛んだ瞬間、いけないことをしているような感覚があって、少したじろいだ。 コハダが、生きている。 歯がふわりと入り、しなやかな体に包まれていく。 ほのか……
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スマ鰹と天然シマアジ刺身にして
食べ歩き , 日記スマ鰹と天然シマアジ刺身にして。ホウボウとブリの白子は煮付けで。え?煮付けは時間かかる?残念だなあ。ならこの太っちょマサバ焼いて!ああドロメもね」 落ち着い……
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淡路島の鯖は
食べ歩き淡路島の鯖は、まだ命の息吹の気配があって、どうなの?と、尋ねてくる。 脂はあるがいやらしくない。純なうま味のキレが良く、食べた瞬間に笑い出してしまう。 ああ……
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炙られたサンマが
食べ歩き炙られたサンマが、皮の香ばしさを自慢し、思わず目を細めたところで脂がゆるると広がっていく。 漬けるは肝醤油。 肝の甘みも加わって、しなやかな秋刀魚の刺身は、……
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