米
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宮城県 遠野「とおのや 要」
朴訥な料理。
食べ歩きとおのや 要9/11 朴訥な料理。 自然とは雄弁ではない。 ただそこにある。 その真理が体にゆっくりと落ちていく。 目を瞑り、その幸せを噛……
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「たんと食べて」
食べ歩き目の前で炊き上がったご飯の煮えばなを、一文字でよそっていただいた。 まだ少し芯がアルデンテな米は、穀物としての自尊心があって、歯にその命を主張する。 一方蒸……
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お粥の意味。
食べ歩きお敷の上に、小さなお椀が一つ座っている。 「片折」では、必ず最初にこの光景が作られる。 蓋を開けると湯気が立ち上り、青く、甘い春の香りに、顔が包まれた。 ……
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駅弁勝負第89回開店したての駅弁屋
駅弁駅弁勝負第70回 新大阪の構内で、いきなり白いご飯が目に飛び込んできた。 開店したての駅弁屋である。 開店日は3/16で、店名は、「象印銀白弁当」 という……
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あら、これ私が作ったの。
食べ歩き「この大根煮おいしいねえ」 「あら、これ私が作ったの。朝からコトコト甘辛く炊いてね。うれしいわあ」と、澄江さんが笑った。 八岐大蛇の里、島根の木次にある……
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【高知炭水化物トライアスロン2日目】
食べ歩き小麦粉のせいか? 【高知炭水化物トライアスロン2日目】 それはうどんの後にやってきた。 一昨日は、丼→郷土すし→郷土すし→釜飯→カレー→鰻重→フレンチ(焼……
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抱擁の味
食べ歩きRengeの粽は、抱擁の味がする。 「シェフス」のお父さんが小さい頃から食べていたであろう上海の粽で、こっくりと味がつけられている。 もち米一粒一粒……
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初めて食べた。
食べ歩き長く生きてきても、食い意地を張り巡らして、あらゆるものを食べてきても、初めて出会うものがある。 それもシンプルで身近なものなのに、初めてであでうものがあるから……
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「辻留」精進 8月
食べ歩き向付 非常に珍しいお向です 大徳寺麩 白酢 豆腐、ねりゴマ、酢、醤油 花穂紫蘇 雷干 器 魯山人 織部の菊皿(お彼岸にちなんで) 椀盛 ……
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溌剌たる命を宿すリゾット。
食べ歩き噛むと、キタアカリがほろりと崩れて甘い湯気を口に満たし、米の甘みと静かに抱き合う。 そこへクレソンの軸がシャキリと弾んで、清涼なる風を起こす。 藤本さんが獲……
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