大学芋の底力。

• 東京,
• 根菜,
• 和菓子

大学芋の発祥には諸説あるが、大正から昭和初期にかけて神田や東京大学の学生がよく食べていたことから名付けられたというのが、有効のようである。 恐らく中国宮廷料理……

浅草「湘南飯店」

湖南の古法秘伝。

• 東京,
• 中国料理,
• 豚,
• 根菜,
• 内臓,
• スープ

「古法秘伝の大根漬けと豚ガツのじっくり煮込み」。 料理のタイトルからして、大上段の構えである。 だが、大根漬けに比重がかかっている点が気に入り……

カツ丼における「三て主義」

• 東京,
• 和食,
• カツ丼

日本橋の老舗蕎麦屋、「利久庵」で、「並カツ丼」1600円と「上かつ丼」2600円を食べ比べる幸運を得た。 千円も高い「上」とは、どんなものか、長らく気になって……

噛む喜び

• 東京,
• イタリア料理,
• パスタ

そのパスタは、「噛む喜び」を与えてくれた。 ご飯をよく噛むと、唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」が、米のでんぷんを麦芽糖（マルトース）という甘い糖に分解し……

中野とフレンチ

• リゾット,
• 東京,
• 根菜,
• フランス料理,
• スィーツ

中野区は食文化度が高くない。 おいしい店は多いが、高級飲食店はほとんどない。 食べログで、予算２万円以上の店を探すと、隣の杉並区は18軒あるのに、中野区は２軒……

夏を体に染み込ませる、

• 和食,
• 白身魚,
• 東京,
• 割烹,
• 野菜,
• 卵,
• 茶漬け,
• 貝類,
• 川魚　淡水魚,
• しる汁物,
• 和菓子

鮎、とうもろこし、鱧、茄子、アワビ、じゅんさい。 夏に割烹に出かけると、季節を感じさせる料理と出会う。 しかしこの夏、最も夏が体に染み込んで行ったのは、7月……

「北新地とんかつ épais 丸の内店」

東京とんかつ会議225回 二重橋前「北新地とんかつ épais 丸の内店」

• 東京,
• 和食,
• とんかつ

東京とんかつ会議225回 二重橋前「北新地とんかつ épais 丸の内店」特選雪室熟成豚ロースかつ定食 2820円 【肉3衣2油2キャベツ2ごはん2味噌汁 ……

噛むという喜びの先にあるもの。

• 東京,
• 果菜,
• 魚介,
• 野菜,
• イタリア料理,
• パスタ

「今度のイタリアで食べて、美味しかったパスタを再現してね」そうお願いしたのは、デプスブリアンツァの齋藤弘一スーシェフである。彼はパスタメーカー　マンチーニの第……

クエの優美。

• 東京,
• 白身魚,
• フランス料理,
• 穀物,
• 果物

焼き色がうっすらとついた白身魚が皿に乗っていた。 傍には茶が混ざった、深緑のソースが流されている 奥には茶色四面体が置かれている これはなんだろう？ 魚はク……

ハラミ

• 東京,
• 牛,
• フランス料理

岸田シェフは、バベットが好きなのだろうか。 この店で、２回目のバベットである。 繊維に対して直角に、細長く切られた肉は、表面が黒い。 ワインに二週間漬け、カ……