東京
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夏が始まったような、終わりがあった
食べ歩き夏が始まったような、終わりがあった。 「真夏に思いついたんですが、8月だというのに、すっかり寒くなっちゃって」。そう言って田窪シェフは、苦笑いをした。 ……
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この時間にアップしてはいけないと思いつつ
食べ歩きこの時間にアップしてはいけないと思いつつ 油の香りとご飯の甘い香り、そしてトリュフの香りが混じり合う、世界で一番隠微な炒飯である。 ご飯の熱で取り分けている……
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白桃は望んでいるのだろう
食べ歩き , 日記白桃は望んでいるのだろう。 日本人が、宝物のように扱い、気品のある甘さを汚さぬように扱っていることに感謝しながらも、望んでいるのだろう。 私をもっといたぶっ……
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美人女将が二人で働く店
食べ歩き美人女将が二人で働く店があるという。 その店は気まぐれで、滅多に店を開かない。 割烹着姿のお二人は、子供のような素敵な笑顔でよく笑い、お茶目である。 二人……
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酔夜は荻窪「ゆき椿」から始まった
食べ歩き酔夜は、路地にひっそりと明かりを灯す、荻窪「ゆき椿」から始まった。 息子が料理を作り、父が刺身を作り、酒を入れる。 父子鷹で営む居酒屋は、もうそれだけで心が……
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東京とんかつ会議75銀座「恵亭(けいてい)」越後もちぶたロースかつ膳2070円
とんかつ会議東京とんかつ会議75 銀座「恵亭(けいてい)」越後もちぶたロースかつ膳2070円 【肉3衣2油2キャベツ2ソース2御飯2味噌汁3お新香2特記なし計18点】 ……
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これが4軒目の底力。
食べ歩き , 日記 , やぁ!これが4軒目の底力。 ウチダ、丸忠、栄ずし、二毛作。 この後三軒。 江戸っ子、おでんや、ニュー姫。 ……
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口に涼が吹き抜けた。
食べ歩き口に涼が吹き抜けた。冷たいだけではない。それなのに、なぜだろう。一幸庵の「水羊羹」は、箱を開けると、その色に目を細める。黒でも紫でもない、ほのかな藤色が刺した薄……
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やはり「なかのや」は
食べ歩きやはり「なかのや」は危険なのである。 金ちゃんは、アワビやミル貝の作りなんかも出してくれるけど、茶ぶりナマコや自分で干した青柳や、アワビの肝を漬け込んだやつ、……
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「車海老の香り蒸し」
食べ歩き「シェフス」で40年来出し続けている「車海老の香り蒸し」は、ミソが濃い、河口近辺を行き来している明蝦を使う。 淡水と海水の入り混じるミネラル豊かな水域で育った……
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