和食
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春の椀もの。
食べ歩き華やかな秀衡椀の蓋を開けると、木の芽の香りを上げる湯気の中に、ふっくらと太った白い肉体が座っていた。 「あいなめの葛たたき椀」である。 つゆを一口すする。 ……
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シメご飯が好き。アスパラと米。
食べ歩き , シメご飯採れたてのアスパラと米は、互いの甘みを交換しながら、優しく抱き合っていた。 飯田「柚木元」のシメご飯。 採れたてのアスパラと米は、互いの甘みを交換しなが……
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銀座「大夢」
筍ご飯。
食べ歩き , シメご飯黄瀬戸の角皿に、汁を帯びた筍の皮が屹立していた。 皿の隅には、木の芽が一つ落ちている。 皮を持ち上げると、木の芽がどっさり現れた。 パンッ。 掌にとり、打ち付……
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六本木「樹」
シメご飯が好き。割烹でラーメンの巻
シメご飯 , 食べ歩き美味しき鯛ご飯を食べたあと、」アラカルトメニューを見ていると、「ラーメン」を見つけた。 するとご主人がそれに気づき、 「うちのラーメン美味しんですよ」と、誘う……
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「現代の名工」
食べ歩き「柏屋」の松尾さんが「現代の名工」を受賞され、その祝う会に参加させていただいた。 おめでとうございます。 「毎月一つ、新しい料理を考え出すことを、自分に命じて……
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豆の精霊。
食べ歩き豆部部長伊藤様 とんでもない豆料理をいただきました。 うすい豆の揚げ団子です。 柔らかく茹でたうすい豆を、細かい目の裏漉器にて、丹念に何度も漉し、中に豆を3……
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誠のひじき。
食べ歩きこの歳になって、ひじきで感動するとは思わなかった。 出汁で炊かれたそのひじきを食べた途端、「うっ」と、呻き声を漏らし、鳥肌が立ったのである。 運ばれた時点で……
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鮨みずかみ
食べ歩き鮨みずかみ4/3 季節感を感じさせる山菜などを使った、巧みな肴 確かな握り。 今回は、アジ、しめ鯖、カツオが特によかった ★蓬麩と湯葉半の湯葉 ★サヨリとタラ……
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「たまる」のシメご飯
シメご飯 , 食べ歩きご飯とお新香である。 「うちはあんこうと穴子が看板だから、うまいのは当たり前、でも突き出しと最後のご飯は命かけています」というご飯である。 白いご飯は、香り高……
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「たまる」の甘
1日1甘 , 食べ歩き「甘いの食べるかい?」 「はい」と答えると、ご主人はしょうがないなあという顔をした。 それでいてどこか嬉しそうである。 「かみさんが、外で食べる寒天は匂いがあ……
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