和食
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時間がご馳走になって、体に降り積もる。
食べ歩き一本だけ咲く桜の樹の下で、一人静かに折箱を開く。 桜の葉が敷き詰められた真ん中には、桜鯛のお寿司が一つ。 お寿司をゆっくりと食べながら、桜を愛でる。 もう……
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列車鍋
食べ歩き誰が列車の中で、鍋を食べる時代が来ることを予想しただろう。 誰が列車の中で、生の伊勢海老や鯛を、熱々の出汁に入れる時が来ると考えただろう。 再びトワイライトエク……
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“整う”
食べ歩き“整う”という言葉が浮かんできた。 金沢「蕎味 櫂」の料理である。 例えば、蕎麦がきに乗せたもろみ味噌の中には、微かに蕗の薹が入っている。 赤貝とバイ……
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3/16能登「一本杉川嶋」
食べ歩き3/16能登「一本杉川嶋」 お軸 一花開 天下春 ★能登の和布のグリッシーニ、次郎飴とそばの実 ★鶴野酒造の酒粕汁 七尾の沢野牛蒡 葛豆腐の揚げ出し。七……
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【高知炭水化物トライアスロン第一弾】
食べ歩き【高知炭水化物トライアスロン第一弾】 高知の山奥で、朝チャー、朝丼、朝いなり。 いなりデカ。 丼は、親子丼に自然薯とろろがけ。 親子丼の……
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辻留3/2
食べ歩き辻留3/2 ★さより黄身和え 菜の花 寿のり わさび 器 辻勘之 京焼 菱形お雛様 ★椀盛 潮仕立 蛤真蒸 神馬草 そぼろ人参 ふきのと……
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昆布の音も鰹節の音も消えていた。
食べ歩きお椀は、昆布の音も鰹節の音も消えていた。 「片折」では、お椀の前に鰹節を目前で削り、昆布出しに落として杯で飲ませる。 昆布出汁は、山奥から組んできた水に……
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こんな食堂が全国にあったらなあ
食べ歩きおいしい料理とは、「これおいしなあ、みんなに食べてもらいたいなあ」と、素直な心で料理されたものではないだろうか。 ここには、そんな「気」が満ちていた。 ……
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「地味」
食べ歩き100年という時を重ねた小料理屋で、盃を重ねる。 「私は、東京生まれの人が経営している銀座裏の小料理屋が好きなのであって、そこが「岡田」に通う最大の理由で……
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おいしいとはなんだろう?
日記おいしいとはなんだろう? そうお弁当から問いかけられたのは、はじめてである。 椎茸を食べた時だった。 大人のお弁当に入った椎茸の飴煮を食べる。……
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