中国料理
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昭和初期に生まれた日本式中華の誠実
食べ歩き伊府麺とは、茹でた卵入り麺を油で揚げ、炒める潮州料理である。 ぷつぷつと切れる食感が楽しい。 しかしこの店の「伊府麺」は、まったく違う。 スープに泳がせた……
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1/5から1/22までの全食べ歩き記録
食べ歩き胃袋と肝臓はよく頑張ってくれているなあ。 1/5からのタベアルキスト活動を開始し、1/22までの全記録を載せてみた。 ある理由がある故作ったのだが、その理由……
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クリスマスには
日記クリスマスには、赤と緑の料理と、鶏肉だろうと、直城で、バンバンジーと麻婆豆腐。麻婆豆腐は、豆腐の柔らかさと餡の柔らかさが同じ、豆腐が熱々。油多用なれど油感じさせ……
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白菜の上に
食べ歩き白菜の上に、白子が一つ。 ごま油でじっくりと、くたくたに炒められた白菜は、白子を抱いて舌に、上顎に、歯にしなだれ、溶けていく。 同じ食感で消えゆく両者の誘惑……
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存在感があるのに
食べ歩き存在感があるのに存在がない。 その肉団子は、食感という気配を消していた。 歯を当てた瞬間に、ふわりと歯が吸い込まれる。 よく来たねと、いたわるように歯を包……
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本日の昼ご飯は
日記本日の昼ご飯は、豚こまと万能ネギ、ピーマンのカレー炒飯。 豚こまを炒め、カレー香に埋没しないよう、醤油と紹興酒、少量の砂糖で味付けしておくのがいいと思う。……
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かに玉が
食べ歩きかに玉が、蟹姿であったのは偶然で、食べれば今まで食べたどのかに玉とも違うのだが、どのかに玉より、素晴らしく「かに玉」なのであった。 玉子は甘みを主張せずに、蟹……
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赤坂「うずまき」
安寧と興奮が、交互に訪れた夜。
食べ歩き揚げられ蒸され、宮保ソースをかけられた京蕪は、カブを気遣い、対話をしながら火を入れられたものだけが持つ、神々しさに満ちていた。 そっと歯を入れると、滋味が滲み出……
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大発見をした
食べ歩き大発見をした。 君は、街の中華そば屋に入り、汁麺と焼きそばのどちらにしようか悩むことがないか? ラーメンにしようか、五目焼きそばにしようか。タンメンもいいな……
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銀座「マルティグラ」神田「味坊」
フライドポテトが言う
食べ歩きフライドポテトが言う。 俺たちは野性なんだよと。 冷たい油の中で、マージョラム、セージ、ローズマリーやニンニクと共に、ゆっくりと熱せられた芋は、歯の間でガリッ、……
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