食べ歩き
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鮭サンド。
食べ歩き「お前は、学校へなにをしに来ているんだ」。 先生に諭された。 中学一年生の昼休みである。 鮭サンドが、大好物だった。 胡瓜と玉ねぎを角微塵に切り、鮭、マヨネー……
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かき揚げそばのお作法。
食べ歩き立食いそば屋で、かき揚げそばを頼む。 つゆを飲み、かき揚げをかじる。 かろうじて衣の自覚があるのが、いじらしい。 だが次第につゆが滲み、天ぷらの尊厳を捨て……
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静謐という贅沢。
食べ歩き現代において、最も贅沢なことは、「闇」を得ることである。 山奥ならまだしも、人家のあるところに闇は存在しない。 今はなき銭箱の海岸に建つバー「ユーラシア40……
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ビストロの正義
食べ歩きビストロの正義とはなんだろう? 一つは量である。 ちまちま皿に盛られたら、料理の勢いが損なわれる。 だが、量が多いからいいというわけではない。 食材の質の高……
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小川町「龍水楼」
立ちしゃぶ。
食べ歩き座ってなんかいられない。 鍋を前に立ち上がる。 様々なしゃぶしゃぶが世にはある。 だが、立ってしゃぶしゃぶしてしまうのは、この店だけであろう。 それは羊が持……
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六本木「明寂」
心を無垢にして。
食べ歩き常識を捨てる。 無邪気な少年の視線で、考える。 「食材に敬意を払う」だけではない。 唯一無二の料理を生み出すには、上の二つが必要なのではないか。 「明寂」中……
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変態は深化する。
食べ歩きその変態に会ったのは、今から6年前だった。 お遊びでしょと、舐めていたら、腰を抜かした。 稲荷神社に参拝していたら、そこはワットだったような。 着物を着た和……
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肉を喰らえ!
食べ歩き歯を、顎を動かすたびに、命が吹き込まれる。 健やかに育った牛や豚たちが、口の中で躍動し、血脈に力を注ぐ。 昨日虎ノ門横丁に開店した「ボッテゴンサカエヤ」である……
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エロスを生む才。
食べ歩き鯛は、想像だにしなかっただろう。 ワイングラスに入れられ、オリーブ油を注がれて、漬けにされるとは。 鯛は日本人にとって大切な魚である。 縁起がいいだけではな……
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沈黙の感動。
食べ歩きもうなにも言いたくない。 ひと匙の液体を味わった時、思った。 ジュレが、ひんやりと舌の上を滑っていく。 瞬間、体の力がふわんと抜けた。 最初は淡いうまみを感……
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