東京とんかつ会議202 渋谷「厚切りとんかつ 信かつ」 spf霧島 林ロースミックス240g 2420円

とんかつ会議 ,

東京とんかつ会議202 渋谷「厚切りとんかつ 信かつ」 spf霧島 林ロースミックス240g 2420円
【肉3衣2油2キャベツ2ソース2ご飯2味噌汁2お新香2特記なし合計17点】各項目3点満点特記1点総計25点満点
センター街の只中の雑居ビルにできたとんかつ屋である。若者で溢れる場所ゆえ、とんかつ定食は、850円からある。
120gとはいえ、SPF林や霧島を使い、この値段はお値打ちといえよう,200gの厚切りに至っては、1273円(いずれも税別)であるから、都内では、最安値で奮闘されている。
注文すると、ジャガードで筋を切り、高温のフライヤーで揚げられる。網を下に敷いた皿で出されるが、十分に休ませて切られているので、下側の衣が湿気ていないのはいい。
とんかつ好きにとっては、霧島と林を食べ比べられるのが嬉しい。赤色が刺した霧島(向かって左)は、香りも味もあっさりとした肉質で、よくよく噛んでいくと味わいが膨らんでいく。
一方林は、脂に甘い香りがあり、衣の香ばしさと相まって、とんかつへの高揚感が高まる。とんかつなら、こちらの豚肉の方が良いと思う。
衣は中粗で、茶色が濃く、ガリッと揚げられている。最近の軽い衣とは対照的だが、柔らかい肉質の林とは、対比的で楽しかった。
お新香は、キクラゲと生姜、胡麻を混ぜた、甘酢風味だが、甘みと追加された旨味が、トンカツを食べた口をあっさりとはさせない。
豚汁は具沢山、ご飯はもっちり系のつや姫と、値段の割には充実している。お新香は、生姜とキクラゲゴマを甘酢で和えたものだが、甘みと旨味が強く、とんかつの合いの手としては重い。
これをもっと後味感の軽いものに変えれば、より良くなると思う。
 
山本
【肉3衣2油3キャベツ2ソース2ご飯2味噌汁2お新香2特記ランチの定食1合計19点】
河田
肉3、衣2、油3、キャベツ2、ソース2、御飯2、新香2、味噌汁2、特記 なし
18点