豆まめな日々

食べ歩き ,

「お父さん今朝はあれ作って。なんかあれを朝食べると一日中調子いいの」。
28歳になる娘に言われた。
「よしわかった」。
「豆マメちゃん」を鍋に入れて温める。
削り節を網じゃくしに入れて沈め、鰹節の香りをつける。
10ccほどお湯を入れ、玄米をご飯茶碗三分の一程度を入れ、弱火で三分ほど炊いて、玄米豆マメ味噌粥を作る。
溶き卵を落として閉じ、万能ネギの小口切、胡麻、叩き梅、海苔の佃煮、柚子胡椒を乗せる。
最初はシンプルに粥だけを食べる。
熱々の玄米粥の質素な味わいが、しみじみと美味しく、心を温める。
「ふうっ」。充足のため息ひとつ。
次には、葱、ゴマ、梅干、佃煮、柚子胡椒の部分を粥と合わせて食べていき、味の変化を楽しんでいく。
そして最後は全部を混ぜ混ぜにして、渾然一体となった旨味、酸味、香り、甘み、塩気、辛味を楽しむのだな。
題して「豆マメ玄米五色粥」。
「お父さんお昼はあれ作って」。
5歳になる娘が言う。
「あれって、豆マメちゃんスープパスタ?」
「そう! さやかあれ大好き!」
娘はそう言って、満面の笑みを浮かべた。
「よしわかった」。
「豆マメちゃん」に、お湯20ccを足して鍋に入れて温める。
豆で作ったパスタの「ZENB」50gを、四つに折って入れる。
玉ねぎを大さじ4杯ぐらいみじん切りにし、3杯分に塩をし、オリーブ油で炒める。
ニンニクを薄切りにし、プチトマトを4個四分の一にカットして鍋に入れる。*大人が食べるなら、赤唐辛子を入れるのもオススメです。
炒めた玉ねぎを入れ、麺がゆだるまで(計約六分)煮込む。
出来上がる寸前に、みじん切り玉ねぎ大さじ一杯分、を入れる。
器によそったら、ヴァージンオリーブ油をまわしかけ、万能ネギみじんを乗せる。※あれば、イタリアンパセリのみじんや、パルミジャーノチーズをかけてもうまい。
「豆マメちゃん」が、突然イタリアになるのだな。
題して「豆マメminestra」もしくは「passatini in 豆マメちゃん」