インドとイタリア。そしてジャポネ。

  • 1チャパティ

  • 2里芋の煮っこがし

  • 3カニコロッケ

  • 3カニコロッケ

  • 4冬野菜のミネストロネ

  • 5鹿のメンチカツ

  • 5鹿のメンチカツ

  • 6カネロニJPG

  • 6カネロニJPG

  • 7豆腐と豚ひき肉の蒸し

  • サルシッチャの白インゲン豆煮込み

  • サルシッチャの白インゲン豆煮込み

  • 9ジャリコ

  • 10ラディッキオのリゾット

  • 10ラディッキオのリゾット

  • 10ラディッキオのリゾット

  • 10ラディッキオのリゾット

  • 10ラディッキオのリゾット

  • 11タルトタタン

お父さんがインド人でお母さんがイタリア人のイタリア料理人、あるいは、インド料理に魅せられたイタリア料理人のようだった。
なにしろ二週間前にインドで食べ歩きをしていた奥野シェフへの定例無茶振り会である。
アミューズから、チャパティである。
グリーンカレー, マスカルポーネ、ザクロの良き組み合わせは、前林からこんな料理が存在していたような自然がある。
★次のテーマは、「里芋の煮っこがし」。
誰がこれを見て、「里芋の煮っこがし」を想起するだろうか。
温かいサラダ「インサラータティエ」で、里芋のピュレと牡蠣を合わせ、ソーテルヌと牡蠣の汁を合わせてある。
合わせて食べれば不思議、やぼったい芋がエレガントに感じるではないか。
★続いては「カニコロッケ」。
なんとパニブリときた(インドの小さな揚げパン)。
蟹は味噌風に煮詰めてピリ辛にし、アチャール風にしたオクラと合わせてある。
これをパニプリに詰めて食べる。
ああ。まさしくモダンインド料理である。
「スパイスラボ東京」のインドジンシェフに食べさせたいな。
★「冬野菜のミネストロネ」は、変化球なしのイタリア料理できた。
黒キャベツを主体とした野菜のクタクタ煮と豆の煮込みである。
ほっこりとおいしく、体に滋養が行き渡る。
★続いては「鹿のメンチカツ」。
今度はイタリアとエジプトが手を結んでいた。
ミントとペコリーノ,、ナッツ入りのメンチにサルサヴェルデ が添えられる。
ミントが爽やかを生み、ペコリーノ,がコクを生み、鹿肉の鉄分を盛り立てる。
★次は「カネロニ」である。
今は、日本の多くのイタリアンから姿を消してしまった。
シェフは、全体の料理数が多いので、パスタの皮でな具クレープの皮で巻くという気遣いを見せる。
イカ、エビ、カニ、ホタテをぺシャメルでまとめて巻き、上からギーをかけた。
軽やかなのに、ギーの存在が豊かに感じさせる。
★続いては、無茶振り度数が高い、和食の「豆腐と豚ひき肉の蒸し」であった。
豆腐水抜きして整形して蒸したという。
そうしても味が和食になってしまうので、エキストラヴァージンオイルとチーズを入れたというが、どこか和食で、モダンな居酒屋にありそうな感覚だった。
★ 続いては、これも王道「自家製サルシッチャの白インゲン豆煮込み」が運ばれる。
しかし、これも一捻りしてあった。
豚耳と豚足を上に乗せたカッスーラを、グラチネしてある。
豆の甘みとコラーゲンの甘みが呼応する中、サルシッチャの逞しさが通り過ぎる。
しみじみと「うまいなあ」と呟く。
★続いては、誕生月だったメンバーの一人が無茶振りした「ジャリコ」であった。
ご存知有楽町「ジャポネ」の看板メニューで、茹で置きした太麺を、マーガリンで小松菜、椎茸、豚肉、トマト、大葉炒め、醤油・和風だし(味の素入り)・みりんで味付けした料理である。
無茶振りも甚だしい。
だがシェフはスタッフ全員と食べてつくったのだという。
これはまさしくジャリコである。
ただ具が多く、少し品がある。
さしずめ田園調布のジャリコというところか。
★最後は「ラディッキオのリゾット」である
これはなんと「ビリヤニ」できた。
奥野インドイタリアン(二度とやらないと思うが)の真骨頂で、そのあたりのインド料理屋のビリヤニとは違って、本格的である。
正統ビリヤニと同じに層を重ね、香りがすきっとしている。
スパイスとヨーグルトでマリネした鶏肉と苦味が良きアクセントになったラディッキオ入り。
添えたライタ(苺のコンフィチュールとザクロ)もいい。
ああシャンカールに食べさせたいなあ。
デザートは、タルトタタンとシュークリーム。
シュークリームは、スタッフのたけちゃんがプロフィトロールを誕生日のメッセージと共に作ってくれた。
ありがとうたけちゃん。
君の笑顔大好きだよ。
麻布台ヒルズ「デプスブリアンツァ」にて