16
「この餃子なら、無限に食べられるね」。
最初の一口で言い放った無責任な言葉が、現実となった。
おそらく、人生で一番餃子を食べたのではないだろうか。
結局、17種類、22個の餃子を食べた。
2春大根と干し海老水餃子
ジャキジャキと大根が来て、干しエビが香る
3吉春焼餃子
4玉ねぎ焼餃子 五香粉 牛肉、豚肉、玉ねぎ
5ふきのとう水餃子
6ネギ焼餃子 ネギの香りがぐんとくる
7大根焼餃子
8信州山形村の長芋と紫蘇水餃子
長芋の食感、紫蘇の香り
9春セロリとぶたにく水餃子
香りの抜け感がいい セロリの葉っぱ
10ピーマン水餃子
青椒肉絲的 香りの強さ
11韮とエビ水餃子 バランス エビが出過ぎていない
12ネギ水餃子
13人参焼餃子 牛肉、豚肉、人参、
14ニンニクの芽と豚肉の焼餃子
15はくさい水餃子。 みずみずしい
おかわり
大根干しエビ水餃子
大根焼餃子 牛肉、豚肉、大根
ふきのとう水餃子
長芋と紫蘇
ここで「フェンネルはやられないんですか?」と、聞いてみた。
すると、「やりますよ。今ありますので、これから餡を作ってきます」と、マダムが言って、どこかに消えた。
やがて餡を持って現れ、包む。
16フェンネル水餃子 素晴らしい!
これも食べますかと、
17ミント水餃子も出してくれた。スペアミント
ここで餃子を食べて気がついたことがある。
餃子とは、「季節の野菜を感じる」料理なのであった。
作り置きだと野菜の水分を抜き切ってしまう。
だが「吉春」の餃子は、注文してから包む。
だから食べた時に野菜の水分と香りが弾け飛ぶ。
その瞬間、季節への感謝が湧き上がる。
他の命を絶って、生かされている自分に気づくのである。
国領「吉春」にて