4/12「馳走屋河の」なぜ僕は松山に住んでいないのだろう?

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4/12「馳走屋河の」
「なぜ僕は松山に住んでいないのだろう?」
「馳走屋河の」で食べ始めた瞬間にそう思った。
厨房で働く女性料理人の無駄ない動きと、まっすぐな返事の心地よさ。
「ぬる燗」を頼めば、「40度にしますか? それとも38度くらいにしておきますか?」と聞かれ、冗談を随所に混ぜ込みながら気働きの行き届いた、美人女将さん。
そして誠実で一徹そうなご主人の作る料理は、一点の曇りなく、汚れなき美味しさが、心に射し込んでくる。
一品いただく度に思う。
「こりゃあ。また松山に来なくてはな」と。
1. そら豆の春巻
2. フキのおひたし
3. 藤本さんの鯛の刺身。FB参照
4. 伊勢エビ昆布締め
5. サバの刺身。FB参照
6. しじみ汁に椀種はハマグリ。白濁するほどたっぷりと使ったしじみ汁は、体の隅々まで滋養が行きわたっていく。そこにハマグリの色気が漂う。
7. カブの菜の花 辛子ひたし。青々しい香りが残っている。
8. タコの桜煮 と大根。香りが凝縮した桜煮の素晴らしさもさることながら、、その煮汁のの染み込んだ大根の美味しいこと!
9. 香川白アスパラ 強火で炒めて 鰹出汁に醤油少し、胡椒。ミネラル豊か。
10. ナガス鯨のベーコン。やはりナガスはいい。脂が甘い。
11. 長崎小長井の牡蠣 とろりとして綺麗。一個ずつ剥がして転がしながら育てる。密集させてとる厚岸の牡蠣のような、しょっぱさがない。あっけしは。
12. 茶ぶりナマコ‼  なんと見事な厚さだろう。歯をゆっくり入れていく喜びがある。
13. 干しカズノコ10日間軟水で塩抜き。イリコだしの味が出すぎていず、卵としての数の子の旨味が練れて練れて舌に広がり、酒泥棒。
14. 揚げ里芋 揚げ具合が精妙。きめ細やかで柔らかな甘み。
15. 焼き竹の子 甘じょっぱく味付けして、その中で筍の柔らかい甘味と香りが弾けてくる。いい。
16. 塩釜鮑。大きい。食感に噛んではいけないような感覚があって、色気。うまみに厚みがあり、香りがねじれてやってくる。ヒダヒダの部分までいつまでもかみしめていたい香りがある。
17. ポテサラ全体の丸い甘みの中から芋の甘み
18. にし貝 アワビよりしぶとい旨味あり。
19. ズワイガニのクリームコロッケ。カニの香りに満ちて。
20. イカゲソ焼き
21. 豆腐よう。まろやかさ。
22. 焼きカッチョカバロの海苔巻き。ふふ
23. 炊きたてご飯TKG
24.すっぽんの卵醤油漬け