飯箸邸

• 海老,
• 軽井沢,
• 野菜,
• 鶏,
• イタリア料理,
• 鹿,
• 果物,
• パスタ,
• スープ

「あれ？　牧元さん？」 追分で初めて行くイタリア料理店で、驚いたように、声をかけられた。 虎ノ門「アッティーボ」でサービスをやられていた、宮部さんである。 ……

シマアジと車海老の純真。

• 白身魚,
• 海老,
• 和食,
• 割烹,
• 京都

シマアジの、腹身と背側が、適切な厚さに切られて皿に盛られた。 銀皮は輝き、波しぶきをあげる。 身は、薄桃色に染めて、色気を灯す。 背側にちょんと醤油を漬け、……

京都「奇天屋」

京都と天ぷら。

• 和食,
• 白身魚,
• 海老,
• イカ,
• 根菜,
• 京都,
• 豆,
• キノコ,
• 貝類,
• てんぷら

「京都は天ぷら屋が少なく、本当の天ぷらの魅力を知る人が少ないんです。だからできるだけ敷居を低くして、みなさんに食べてもらおうと思って」。 出していただいたも……

麻布台ヒルズ「たかむら」

海と山、高級と素朴。

• 東京,
• 和食,
• 海老,
• 割烹,
• 野菜,
• 根菜,
• 山菜　筍,
• 魚卵　白子,
• トリュフ,
• ウニ,
• 揚げ物

三陸産雲丹と白海老のゼリー寄せには、藏すりが乗っていた。   藏すりとは、木の芽と生姜味噌で蕨を擦り下ろしたもので、秋田の郷土料理だという。 擦って出たぬめ……

銀座「竹葉亭」にて

天丼はエビだけでいい。

• 東京,
• 和食,
• 天丼,
• 海老,
• てんぷら

天丼は、エビだけでいい。そう思う時がある。 キスや穴子、野菜が載って天丼もいいけど、つまるところは、海老天が最もご飯を恋しくさせるのではないだろうか。 だから……

海老フライという優美

• 東京,
• 海老,
• とんかつ,
• 揚げ物

エビフライが目の前で湯気を上げる。 大きなエビは、茶色の衣の下から白い体躯をちらつかす。 甘い香りがゆらめき、顔を包む。 たまらず食べた。 何もつけずに食べ……

トウモロコシと貝柱、そして海老。

• 東京,
• 海老,
• フランス料理,
• ご飯料理,
• インド料理,
• カレー

炊きたてトウモロコシのビリヤニ。干し貝柱の出汁で炊いたという。その旨味がとうもろこしの甘みと響き合って。しみじみとうまい。そこへニゲラがひりっと辛味をアクセン……

町寿司。

• 白身魚,
• 海老,
• イカ,
• タコ,
• 東京,
• 光り物,
• 赤身魚,
• 貝類,
• すし

突き出しは、バイ貝だった。 煮え具合が、ピタリと決まっている。 お魚は、まずマコガレイとアジを切ってもらおうかい マコはうまみが充分にあり、アジもいい。 背か……

金沢「片折」

足さない勇気。

• 和食,
• 白身魚,
• 海老,
• 割烹,
• 石川,
• 葉茎菜

引き算の料理という表現がある。 言葉のニュアンス的には、灰汁や汚れを引くというよりも、今まで足していたものから無駄なものを引いていくという考えがある。 しかし……

浅草「弁天山美家古寿司」

82歳の寿司職人。

• 和食,
• 白身魚,
• 海老,
• イカ,
• 東京,
• 魚介,
• 光り物,
• 赤身魚,
• 貝類,
• すし

昭和18年生まれだから、今年で８2歳になられるのだろうか。 久々に5代目内田正さんに握っていただいた。 ご主人の前のポールポジションである。 昔に比べると、い……