魚介
(2153件)-
四谷 たまる
「あんこう鍋」
食べ歩き荒木町に夜が忍び寄る。 路地の提灯が一つ、静かに点いた。 「あんこう鍋」と、墨痕鮮やかに書かれた文字が呼び寄せる。 かつてここは花街だった。 路地の右手は黒塀で……
続きを読む -
八重洲 「Sézanne」
<世界の三大珍味>その1 キャビア
食べ歩き<世界の三大珍味>その一 今までキャビアで感動を覚えた料理が二つある。 一つは神戸「bbq」の「キャビアの薪火焼き」であり、一つはパリ「etude」の「キャビ……
続きを読む -
八重洲 SÉZANNE
オレンジ色の玉が散りばめられた。
食べ歩き緑の草原に、オレンジ色の玉が散りばめられた。 緑は胡瓜、その下はメイヤードレモンとホースラディッシユのクリームである。 いくらを透かして見える緑が、初々しい。……
続きを読む -
新発田「鮨 登喜和」
「ととまめ」
食べ歩き「ととまめ」と、新潟では呼ぶ。 塩蔵いくらをさっと茹でたものである。 魚の豆とはなんと可愛らしい名前だろう。 おそらく生臭みを嫌ってのことだろう。 昔はよく食べ……
続きを読む -
静岡「成生」
桜エビ
食べ歩きなんと繊細なのだろう。 かき揚げにせず、バラ揚げにした小さなエビ1尾1尾が、舌の上で跳ね躍る躍動感があって、エレガントな甘みが溢れでる。 人の手がかかっている……
続きを読む -
新潟 新発田「鮨 登喜和」
地方の寿司屋はこうでありたい。
食べ歩き大きなブリのすべてを、握りが飲み込んでいた。 ブリの魅力は脂にある。 特に腹身の脂は、強い。 だが握りにすると、ややくどい。 そこで新発田「鮨 登喜和」の小林さ……
続きを読む -
新発田「鮨 登喜和」12/12
食べ歩き★鯛アラをを一週間干した出汁と鯛の身による茶碗蒸し。梅干し。 ★サワラ握り。の塩じきれいな脂。キリリとしている中に脂 ★サワラの腹干した造り 脂の……
続きを読む -
表参道「宮坂」12/13
食べ歩き宮坂 ★うずみ豆腐 白味噌 胡麻豆腐 ★鯛 たけおか マグロ中とろ ★蟹しんじょ椀 淡い ★たじまぐろ 牛肉 ★八寸を わかさぎ くも……
続きを読む -
<駅弁勝負 第101番>焼漬鮭ほぐし弁当 たれかつ重
駅弁〈弁当勝負〉 久々に大人買いをした。 新潟三新軒を代表する弁当である。 どちらも郷土を代表する料理が入っている。 タレカツの肉は薄く固いが、妙にうまい。 薄く……
続きを読む -
青森「三九寿司」
筋子巻の進化。
食べ歩き筋子巻は進化していた。 青森「三九寿司」の筋子巻の配分は、前回来た時には筋子9酢飯1であった。 だが今回は筋子9.5 酢飯0.5となっているではないか。 これ……
続きを読む