赤坂「鴨川」

さようなら。

• 白身魚,
• 女将　老女性料理人,
• 東京,
• 和食,
• 鍋なべなべ

So Long VOL1 「いらっしゃいませ。牧元さん、今日は丸々と太った、いい白子が入ってますよ」。 冬が近づくと、そう言って出迎えてくれる女将さんの……

スプリットが怖くて投げられなかった。

• 東京

2023年の言葉　vol2 西麻布に店を出した頃は必死で、お客様も来ていただいたんですが、一年は思うようにいかなかったんです。　 新しいものを生み出そうとす……

三越前「蟹王府」

翡翠。

• 東京,
• 葉茎菜,
• 中国料理,
• 鶏,
• 乾貨,
• スープ

翡翠スープ。春菊と魚の浮袋、はと麦、鳥ささみ。それは、春菊が秘めた甘みに気づくスープなのであった。 ……

四谷「オステリア・デッロ・スクード」

So Long VOL2

• 東京,
• イタリア料理

So Long VOL2 世界に誇ることのできるレストランだったと、今でも思っている。 「東京最高のレストラン」では、めったに5点をつけないが、すぐに5点を……

門前仲町「みかわ是山居」

＜江戸前＞

• 東京,
• てんぷら

今年の言葉VOL1 「江戸前とは生き様なんです」 江戸前っていうのは、形じゃないんですよ。 言葉で言う形ではなくて、精神性です。 人間の生きざまが江戸前でなか……

52席の至福。

• 東京,
• ウィスキー,
• 日本酒,
• 埼玉

今日は昼から 西武鉄道特別列車、「52席の至福」。旅するレストランで秩父へ。 ウェルカムドリンクは、一ローズモルトのハイボール。、 飲友学園の修学旅行なり。 ……

浅草「仁行」にて。

浅草海苔を焙りて揉み加ふ。　　代二十四文

• 東京,
• 和食,
• そば,
• 海藻

花巻そばが好き。 磯の花の香が顔を包む。 鼻をくすぐるつゆのまあるい香りに目を細め、つゆを飲む。 海苔のうま味がつゆに溶け込み、ほんわりと気分を高揚させる。……

銀座「すきやばし次郎」

赤身の至上。

• 東京,
• 和食,
• 赤身魚,
• すし

この日のベストは、赤身だった。赤色が薄く、その舐めらさにうっとりする。こんな赤身には、滅多に出会わない。 聞けば背骨の近くの部位で、名前はなく、非常に希少な部……

月島「韓灯」

混ぜて、幸せは生まれる。

• 東京,
• 野菜,
• ご飯料理,
• 韓国料理

ビビンバは、ビビン（混ぜる）とバッ（ご飯）の合体である。 オンマの経験では、男性たちが先にご飯を食べ、女性のために少しずつおかずを残しておく。 女性たちは……

恵比寿「ルコック」

ボーペサージュを水平で

• ワイン,
• 東京,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 海老,
• 白身魚,
• 葉茎菜,
• フランス料理,
• 香辛野菜,
• 鴨ほか鳥類,
• 羊　ヤギ,
• キノコ,
• 貝類,
• パスタ,
• スィーツ

「ボーペサージュを水平で、8種類飲みませんか」。 ありがたい申し出に、すぐ思いついたのは「ルコック」だった。 食材の力を素直な心で引き出した、慈愛に満ちた料理……