京都
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だから僕は恋をする。
食べ歩きてれんとウニが舌に甘えると、わさびの刺激が一瞬輝き、その後から海苔の香りが広がった。 そして最後に、ウニと海苔の甘みが抱き合い、共鳴し、同化して、官能となる。……
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やはりこの人は変態である。
食べ歩きやはりこの人は変態である。 魚が断末魔の声をあげて、そのままミイラ化したにしか見えないこの姿は、「甘鯛のハムユイ」である。 「今夜はハムユイを出します」と、……
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早起きのご褒美 <京都の平生>36
食べ歩き早起き、40分ウォーキングのご褒美に、朝ラーメン。 うどん屋(製麺所)の中華そばゆえに、実は母がたの祖母が京うどんでしたという味わいである。 麺を食べ終えた……
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タンドーリチキンの美味しさ
食べ歩き噛めば歯は、優しく肉に抱きすくめられる。 スパイスの香りが鼻に抜けて、鶏の滋味が舌に滴り落ちる。 肉を噛む喜びが、体に精気を巡らせる喜びが、皿から立ち上る。……
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炭火割烹 いふき
食べ歩き「炭火割烹 いふき」の始まりは、「酒を飲めえい」という声から始まる。 薄い染付や朝鮮唐津などの、銘器に盛られた向付が、酒を恋しくさせる。 湾内で取れたという……
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10数年前の京都である。
食べ歩き , 日記10数年前の京都である。 桜開花寸前の日曜日、四条南の鴨川は、人もまばらで、うらうらに春が近づいていた。 昔の京都が戻ってきたと、のんきに喜ぶわけにはいかな……
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「パァー」。
前列向かって左から 浅井さん、少し照れた、まだ吹っ切りが足りない やぁー! というより「ヤッ」 巨匠、 虚空を見ながら、煩悩を捨て切った、かなりいっちゃてい……
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近所に住む人が羨ましい。 <京都の平生>35
食べ歩き「もし近所に住んでたら。毎晩来ちゃう」 この店に来るたびに思う。 出来ます料理は、約50種類。 それを店主一人で、瞬く間に作ってしまうのである。 客はよそ者一切……
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こうね香味野菜とゴマの葉 <京都の平生>
京都「てらやま」で一杯。 「こうね香味野菜とゴマの葉」がよかったな。 うねすを炭火で焼いて、香味野菜とともにエゴマに巻いてたべる。 まあ、サム……
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今までの日本料理にはない新しさが存在している。
ブリの塩焼きである。 低温調理をして皮をパリパリに焼いたのだという。 一口食べて、ハッと目を見開かされた。 少量ながら、ごまが香ばしい。 この香りの……
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