そば
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細さが意味するもの
食べ歩き小船町「仁行」。 どこにもないその極細のそばは、唇が躍動する快感があって、 多くの表面積から放たれた香りが、喉にぶつかり、鼻腔に抜ける。 今夜は特別に、アボガド……
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神楽坂「東白庵かりべ」
食べ歩き神楽坂「東白庵かりべ」。 大人たちが集う蕎麦屋だ。 天抜きを頼んで、八海山をやる。 エビもうまいが、つゆでぐしょぐしょになった天かすをすすりながら、 熱……
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「53歳かな」。齢を聞かれた髭じいがとぼけた
食べ歩き「53歳かな」。齢を聞かれた髭じいがとぼけた。 髭じいは、プロのマタギである。渓流釣りの巧手である。 蕎麦打ち名人でもあれば、木工大工の腕利きでもある。……
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浅蜊の酒蒸しは、一人で食べるに限る。
浅蜊の酒蒸しは、一人で食べるに限る。 例えば「神田藪」のそば前に、「浅蜊酒蒸し」を頼む。 小鍋の酒風呂に浸かった浅蜊が、一個また一個と殻を開けていく。 浅蜊を……
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名古屋 千草 「豊月」
天ざるの迫力
食べ歩き驚異の高さである。 天ざる1900円は高いと思ったが、このかき揚げの高さで納得した。 海老、イカ、しいたけ、三つ葉がカリカリの衣に包まれる。 途中でたぬき蕎麦……
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どんなに時世が移ろうと
食べ歩き浅草ゆたかで一杯やってから、桜新町」アンジュ」の前にラーメン どんなに時代が移ろうと僕は愛す
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ここにも変態がいた
日記ここにも変態がいた。 阿佐ヶ谷「みや野」勝手に救済。 酔っぱらい香箱蟹。 酒と味醂のコクや甘みが、内子のコクとまぐわい、 互いの情が絡み合って、大変いや……
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お昼の「ひろ作」を勝手に救済
食べ歩きお昼の「ひろ作」を勝手に救済。 数週間先まで予約が埋まる救済不必要な昼なれど、 本日は二席の空きがあり。 1月2月は空いているという。 湯葉とわ……
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下北沢 「打心蕎庵」
下北沢 「打心蕎庵」
食べ歩き閑静な住宅街にある風情漂う一軒家。手入れの行き届いた庭と箱庭が広がる。 まずは「お通し三種盛」千円で一献。ある日のそれは、穏やかな味わいの筑前煮、しっとり……
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西新橋 大愚
大寓 新橋に咲く蕎麦の酒
食べ歩きカウンター七席の店を、ご主人一人で切り盛る。昼はそば屋。夜は酒の飲まない人の入店不可という、酒とそばの店。 出汁巻玉子、蕎麦がき、焼きそば味噌といったそば屋の……
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