食材
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芯だけのピュアの味
食べ歩き近年豚の地位は向上し、フレンチでも堂々と登場するようになった。 その真骨頂の一つが、白金「カンテサンス」の「芋豚のロースト」だ。 事前に塩をせず、四時間かけて……
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神楽坂「ラ・マティエール」
食べ歩き神楽坂「ラ・マティエール」勝手に救済。 メニューを見ているうちに、どうしても肉料理が二皿食べたくなり、前菜のタルタルに続いて頼む。 一皿目「プーレジョン……
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手をつけてはいけない
食べ歩き手をつけてはいけない。 一瞬そう思ったほど、魚は気高く、艶めかしかった。 静かにナイフを入れ、口に運んだ。 はあ。声にならない息が漏れた。顔が崩れる。 ……
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唇を通り過ぎたのは
食べ歩き唇を通り過ぎたのは、 「ひんやり」のご馳走に、「ぬるんっ」の快感。 舌には、出汁のうまみがしみじみと冴えわたる。 すうっと胃袋に落ちていく夏に、ほのかなそ……
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メロンは食べ飽きた。
食べ歩き世の中に、「メロンは食べ飽きた」という人はいるのだろうか。 「メロンを切らしたことがないです」という人がいるのだろうか。 必ずどこかにいるに違いない。 そうな……
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馬すき。
シメご飯 , 食べ歩き「ははは」。 恵比寿の「しん」で、揚げたての辛子レンコンを食べたときには、笑いが止まらんかった。 これが辛子レンコン。香りよく熱々で、はふはふ食べて、また笑っ……
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しらすの海。
食べ歩き天日干し 甘い 猫の手 広げ裏返す 高知県は赤岡の「三浦屋」を訪ねると、強い日差しの下で、十人ほどがしらすを天日干ししている最中だった。 手を猫の手にして……
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一口食べて「ああっ」と叫んだ
食べ歩き一口食べて「ああっ」と叫んだ。 船上で生き締めされた、時知らずの酒蒸しだ。 皮と身の間の皮ぎしの、たっぷりとのった脂がちゅるんと溶けて、何事もなかったよ……
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至極当たり前な、まっとうなおいしさ
食べ歩き , 寄稿記事至極当たり前な、まっとうなおいしさである。 たとえば頻繁に見かけるしゃけの塩焼き。 運ばれてくるしゃけの身は艶やかで、腹側の脂は適度に落として焼きム……
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パリの香り
食べ歩き恵比寿「クニオミ」救済。 1900円のランチで、主菜を「クスクスロワイヤル」。 野菜類の優しい味わいに、羊の逞しき香りが溶けこんだ汁に微笑み、自家製メルゲー……
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