なんという脂だろう

• 東京,
• 和食,
• 白身魚,
• 割烹

なんという脂だろう。 みっちりと身につけているのに、いやらしくない。 舌の上に甘みをのせて、さらりと消えていく。 残るは、胸のすく清々しい香り。 これが……

マカレイ。

• 和食,
• 白身魚,
• 東京,
• 割烹

板前割烹というスタイルを作った、銀座「浜作」の名物は「かれいの煮おろし」である。 この料理は、スプーンで解体し、我先にとすくいあって食べるのがたまらない。 か……

なまず。

• 埼玉,
• 川魚　淡水魚

なまずと聞くとギョッとする人もいようが、味は実に上品。 食通獅子文六も「気味悪かったものの、ウマかったから、文句はいえない」と「食味歳時記」でカブトを脱いでい……

バルブームが来るか？　　バルマコ神楽坂

• 白身魚,
• 東京,
• 光り物,
• 魚介,
• 内臓,
• イタリア料理,
• スペイン料理,
• 羊　ヤギ,
• 甲殻類,
• シャルキュトリー

東京の外食シーンでは毎年、自然発生的、確信犯的両側面からブームが起こる。 特にここ数年の動きで、顕著な動向の一つが、バルの増加だ。 ２００５年、銀座……

心は生きている。生きているから気がそこにある。気を動かすのは旅である

• 赤身魚,
• フランス料理

吉田松陰は、「心は生きている。生きているから気がそこにある。気を動かすのは旅である」というようなことを言ったが、非日常、いや別文化の日常に我々非日常が入ることに……

エスキス

• 海老,
• 東京,
• フランス料理,
• ハーブ　スパイス,
• 鴨ほか鳥類,
• ジビエ,
• フォアグラ

今フランス料理では、多くの日本食材や調理技術が用いられるが、これほど理解が深く、かつ見事に自国料理と融合させ消化した外国人シェフはいないのではないか。 例えば……

• 肉,
• 麻婆豆腐,
• 白身魚,
• 東京,
• 豚,
• 中国料理,
• 葉茎菜,
• 鶏,
• 野菜,
• 内臓,
• 漬物

新宿「川香苑」、青山「エッセンス」などで修行した若き村岡料理長の四川料理店。 品書きには、一般的ではない四川の名菜が数多くあり、四川料理への情熱を強く感じる。……

鱧落とし

• 東京,
• 白身魚,
• 居酒屋

人形町「あをき」勝手に救済。客僕一人。救済必要。 代が変わってちょっと生気が薄くなっちゃったけど、鱧落とし１２００円で立派な質。……

カニだ蟹だ、上海ガニだ。

• 東京,
• 中国料理,
• 甲殻類

カニだ蟹だ、上海ガニだ。ということで「新世界菜館」を勝手に救済。 今のはしりの時期は、まだ小さいとあって雄雌の一対で３千円とお値打なのだな。 小さいといって……

とんかつ会議。

• 東京,
• 和食,
• 白身魚,
• 甲殻類,
• とんかつ,
• 揚げ物

水曜昼は、高田馬場「成蔵」にてとんかつ会議。 カツの素晴らしさは、後述。カツ前の前菜で、えびフライとアジフライ。 この海老フライは、ああ、ははは。歯を入れれ……