魚介
(2406件)-
炭火割烹 いふき
食べ歩き「炭火割烹 いふき」の始まりは、「酒を飲めえい」という声から始まる。 薄い染付や朝鮮唐津などの、銘器に盛られた向付が、酒を恋しくさせる。 湾内で取れたという……
続きを読む -
大夢2/26
食べ歩き大夢2/26 早春 春の芽吹き、穏やかな春をあらわしている 節分のお飾り、柊はチクチクとして、イワシは臭みがあって鬼が嫌がる。 床の間には苔の生えた古木……
続きを読む -
エレガントなマグロ
食べ歩きエレガントなマグロだった。 口に入れると、繊維などなきかのように崩れ始め、酢飯と抱き合う。 その時、噛むのではなく舌の上に乗せたまま、そおっと上顎に押し当て……
続きを読む -
敦煌2/27
敦煌2/27 つぼみ菜の白和え 大根餅 たらの揚げ物 腸詰 白菜と干し貝柱の炒め物 水餃子 ……
続きを読む -
無調味、無漂白、無添加
ご飯を掻きこむ、箸が止まらない。 ご飯喚起力の強い料理というのは、大抵しょっぱく味が濃いものである。 しかしこれは違う。 ご飯の上に乗るのは、しらすと……
続きを読む -
アジである。
アジである。 口の中に入れると、酢飯と舞いながら、溶けるように消えていく。 歯はアジの肢体に包まれながらも、繊維などなきかのように滑らかで、品のいい脂を広げ……
続きを読む -
晩冬の鯖
晩冬の鯖ほど色っぽいものはない。 すきやばし次郎にて。……
続きを読む -
息を呑む。
息を呑む。 かつおの刺身を前にして、息を呑む。 「ゆう㐂屋」では、いつもその瞬間が訪れる。 艶やかな肢体に息を呑み、汚れなき輝きに言葉を失う。 箸を……
続きを読む -
近所に住む人が羨ましい。 <京都の平生>35
食べ歩き「もし近所に住んでたら。毎晩来ちゃう」 この店に来るたびに思う。 出来ます料理は、約50種類。 それを店主一人で、瞬く間に作ってしまうのである。 客はよそ者一切……
続きを読む -
意識が皿の中心に向かう
小田原に二人の若い人がやっているレストランがある。 故郷小田原に店を開いた山本良憲さんは、葛窪拓真さんを招いて店を開いた「MECIMO」である。 山……
続きを読む