赤身魚
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高知では、そりゃあもう
食べ歩き高知では、そりゃあもう、どこでも鰹は食べられるが、やはり「ゆうき屋」に止めを刺す。 赤い身に歯を立てれば、もちっむちっとした歯応えで応えて、血潮ぜよとカツオが……
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鳥羽の魚は爆ぜている
食べ歩き鳥羽の魚は爆ぜている。 やあ、どいつもこいつも、ミネラル豊かな水分を溜め込んでみずみずしい。 いさき、よこわ、カンパチ、すずき。 ほら貝、かつお、鮑にモン……
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昨夜鳥羽で食べた
食べ歩き昨夜鳥羽で食べた、酒の肴ベスト3(写真は一位から) 3位 かつおの血合いのたたき 普通は捨てる血合いを、ニンニクと赤みそで叩いた。血合いだけのなめろう。も……
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次々と繰り出される肴が、酒を飲め飲めいと囁きかける
食べ歩き次々と繰り出される肴が、酒を飲め飲めいと囁きかける。 鱧の炙りに始まり、蒸し鮑で冷酒をいき、妖艶なる鮪のトリュフ塩マリネ卵黄がけで、喜久酔特別純米と移る。 ……
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自慢だが、僕は持っている
食べ歩きすいません。自慢だが、僕は持っている。 食べ物に関して持っている。 高知でも、一晩なのに、滅多に入手できないモンスマガツオに出会った。 「珍しく今日……
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鰹のたたきはオラオラ系である」
食べ歩き鰹のたたきはオラオラ系である」。 しなやかでモチッとした食感であるが、炙った香りと血潮の味が舌に迫り、どうだあと叫ぶ。 さらには、ニンニクや生姜も加担し……
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寿司幸
食べ歩き , 寄稿記事すしに艶がある。 赤ワイン漬けにした赤身は、妖しく光り、昆布〆の平目は、気品を漂わせ、おぼろ漬けにしたサヨリは、切なさがある。 いや握りだけではない。店主杉……
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食べた瞬間、なにも言葉が発せなかった
食べ歩き , 日記食べた瞬間、なにも言葉が発せなかった。 中空をうっとりと見つめながら、唸ることしか出来なかった。 それは我々が知りうるカツオではない。 神……
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もはやその姿は
食べ歩きもはやその姿は、凛として、手をつけるのをためらうほど神々しい。 冬を迎えて脂を溜め込む前であるこの時期のカツオは、色気と潔さが入り交じった、自然の不思議を抱え……
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今夜の傑作は車海老のしゃぶしゃぶ
食べ歩き今夜の傑作は車海老のしゃぶしゃぶ。 握りに見えるが、酢飯の代わりにキンキを抱いている。 今の時期ならではの淡い脂を持つキンキの甘みが、海老の熱情を盛り立……
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