根菜
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鰆には、煮切りで染めた辛味大根がのせられていた
食べ歩き鰆には、煮切りで染めた辛味大根がのせられていた。 味のはかないさわらでは、大根に負けてしまうのではないか。 そう思った. ところがどうだろう。辛味大……
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母と娘の3人で営む洋食屋 <京都の平生>17
食べ歩き「次女がシェフです。長女はサービス。でも力持ちだから、ソースとドレッシング、それにデザートを作っています。わたし? わたしはリーダー」。そういってお母さんはケラ……
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玉ねぎの蓋を取ると
食べ歩き玉ねぎの蓋を取ると、甘い芋の香りに交じってトリュフの色香が顔を包んだ。 目を細め、そっと笑う。 鶉の卵を潰し、スープとともにスプーンですくう。 ポタージュ……
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大根で肴を作る。
日記厳格な冬の匂いが肌を刺す頃、大根で肴を作る。 マッチ棒大に拍子切りにした大根を、さっと湯に潜らせ、同寸に切りそろえた三つ葉と椎茸と合わせ、加減醤油にしばし浸す……
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もし今後の生涯
食べ歩き , やぁ!「もし今後の生涯、三軒しか居酒屋や割烹に行けないとしたら」という質問があれば、必ず「正一」を選ぶ。 銀杏と百合根、むかごの塩煎りに始まり、柿と干し芋の白和え、……
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蓋を開けると輝く緑が目を刺した。
食べ歩き蓋を開けると、輝く緑が目を刺した。 熱々をひと匙すくう。 その瞬間、蕪の畑にいた。 畑で蕪を丸かじりしていた。 「柏屋」の「かぶら蒸し」は、生の水菜……
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赤坂「うずまき」
安寧と興奮が、交互に訪れた夜。
食べ歩き揚げられ蒸され、宮保ソースをかけられた京蕪は、カブを気遣い、対話をしながら火を入れられたものだけが持つ、神々しさに満ちていた。 そっと歯を入れると、滋味が滲み出……
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攻めてくる魚
食べ歩きみっちりとついた脂とコラーゲンが、どうだっと迫りくるハタは、攻めてくる魚である。和食でも中華でも攻めてくる。 しかし「エスキス」では違った。 皮目をパリッと……
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人参は人参
食べ歩き人参は人参。セロリはセロリ。豆は豆。 それぞれの味はする。 しかし味は一つなのである。 何種類もの野菜のうま味が溶け込んだポタージュのように、混ざり合……
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銀座「マルティグラ」神田「味坊」
フライドポテトが言う
食べ歩きフライドポテトが言う。 俺たちは野性なんだよと。 冷たい油の中で、マージョラム、セージ、ローズマリーやニンニクと共に、ゆっくりと熱せられた芋は、歯の間でガリッ、……
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