ジビエ
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熊の脂は新雪だ
日記熊の脂は新雪だ。 純白に輝いて。目を洗う。 鍋に入れれば、ちりちりと縮まり、 甘い記憶だけを残して、溶けていく。 さらり、さらり。 そのはかない溶け具……
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京都オステリアデルオマッジオ
食べ歩き★前菜 自家製ハムとサラミ、ペコリーノチーズと野菜のコンフェットゥーラ、鶏レバーのクロスティーニ コッロ・リピエーノ(鶏の首の詰め物)と白いんげん ……
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チョコレートではありません
食べ歩きチョコレート。ではありません。 右から、鴨、猪、アナグマ、のレバームース。 鉄分に富む鴨は、血の野生が駆け抜け 優しい猪は、肝の滋養をしみじみと舌に染み込……
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アナグマは
食べ歩きアナグマは、噛めと言っていた。 噛んで噛んで、じっとり噛んで、俺の滋養を味わいつくせと叫んでいた。 豚肉の優しさはあるが、甘えはなく 鴨の猛々しさはあるが……
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今朝獲れたという
食べ歩き今朝獲れたという手長海老の刺身に始まり〜、鹿と羊の刺身、豚の頭肉寄せ、いのぶたのテリーヌと続き、鮭児のスープ、手長海老のグリル、熊のストラコット・ポルペッティ(……
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猪である。羊である。
食べ歩き猪である。羊である。 外モモと内の間のシンタマを、固まりでローストし、切った。 分厚い。5センチの厚みある肉にナイフを入れる。 大ぶりに切って口に運ぶ。噛……
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中指を食べた
食べ歩き中指を食べた。 全長約20㎝のヒグマの中指を食べた。 小浦場さんと、一人二関節分ずつ食べた。 80度のお湯をかけながら、8時間かけて皮をむき、それから二日……
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脈々と受け継がれしフレンチのエスプリに
食べ歩きピエール・マルコリーニの特別ディナー@ジョエル・ロブション 兎のファルシロワイヤル風。マスタードシードの香るほうれん草 コクンぼある赤ワインとショコラのソー……
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銀座「esquisse」
食べ歩き東京のフレンチシーンが、面白くなってきた。 今年に入り、最低コース1万円以上の高級店が、次々と開店したのだ。銀座「esquisse」、新橋「ラフィネス」、……
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「アーリア・ディ・タクボ」を勝手に救済
食べ歩き「アーリア・ディ・タクボ」を勝手に救済。 なんとエゾシカのハラコである。まだお腹の中にいる子である。 ローストされたそれを、そうっと口に近づけ、噛む。 ……
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